ウィリアムズのテクニカルディレクターであるサム・マイケルは、今週末のイタリアGPでFダクトを取り外すことを検討しているF1チームがいることに驚いている。Fダクトは高速サーキットであるモンツァに理想的なデバイスと考えられるが、ローダウンフォース仕様のマシンを走らせるため、重量を抑えてドラッグを減らす方がより効果的ともいわれている。
報道ではマクラーレン、ルノーがFダクトの非搭載を検討しているとされ、フェラーリも金曜フリー走行で従来型のウイングをテストするとされている。ルノーのテクニカルディレクターを務めるジェームズ・アリソンは「他チームと同じように、我々もモンツァでFダクトを働かせることができるかを評価している」と認めている。しかし、サム・マイケルはモンツァでFダクトを走らせないことを検討しているチームがいることに驚いていると語る。「あまり理解できないことだ。正直、どこからそのようなストーリーが出てきたのかわからない。誰かがふざけているだけだと思う」「我々がモンツァに持ち込む(Fダクト)ウイングは、ドラッグに大きな違いを生む。持ち込まない理由がわからない」
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