ウィリアムズF1は、今シーズンにさらなる利益を上げることを目指して、2022年のF1プロジェクトを危険にさらすようなことをするつもりはないと語る。過去3年間をランキング最下位で終えたウィリアムズF1は、昨年中盤に創業一家であるウィリアムズ家がチームを去り、ドリルトンキャピタルがチームを買収。2021年は新しいマネジメントでの最初のフルシーズンとなる。
ウィリアムズF1は、ヨースト・カピートを新たなCEOに任命し、フランソワ-クサビエ・ドゥメゾンがテクニカルディレクターとして加入。2年間空席だった役職を埋めた。F1は、2022年にF1マシンがまったく新しくなるレギュレーション変更を導入する。ヨースト・カピートは、焦点は2022年のプロジェクトであることは間違いないと強調する。「2021年は過渡期であり、実際、我々は2022年のマシンに焦点を合わせている」とヨースト・カピートは概説する。「2021年マシンのため、2022年マシンを妥協するつもりはない」「2021年マシンでできることはそれほど多くない。我々はシーズンを通して戦い、プッシュしするが、マシンがどの位置にあるかはわかっている。「もちろんさらなる開発を行うが、2022年マシンを損なうことなくやれることだけだ」ウィリアムズF1は、バーレーンGPでハースF1を快適に上回り、ジョージ・ラッセルが14位でチェッカーフラッグを受けたが、チームメイトのニコラス・ラティフィはブーストの問題が悪化したためにリタイアとなった。ニコラス・ラティフィは、レースの問題にもかかわらず、ウィリアムズのFW43Bが定期的に戦いに加われる可能性があることに勇気づけられていると語る。「バーレーンでの困難にもかかわらず、正直に言って、このマシンは、テスト時や昨年の感触と比較して、いくつかの面で嬉しいサプライズだった」とニコラス・ラティフィは語った。「より安定したコンディションで、レイアウト的に僕たちのマシンにより適しているはずのトラック(イモラ)に行くことは、僕たちに少しの希望と楽観を与えてくれる」「僕たちがどのようなパフォーマンスを行うのか、そして、おそらく今年の残りのシーズンに僕たちがどこに行くのかをより正確に感じることができると思うので興味がある」