ウィリアムズF1は、シーズン終了後のアブダビテストにリザーブドライバーのジャック・エイトケンとテストドライバーのロイ・ニッサニーを起用することは発表。また、ニッサニーはF1バーレーンGPのフリー走行1回目に出走することも発表された。ロイ・ニッサニーは、ウィリアムズF1との契約の一環として、今シーズン、F1スペインGPとF1イタリアGPですでにフリー走行1回目に出走している。
ウィリアムズとの3回目のフリー走行出走は、来週末のF1バーレーンGPで予定されており、F1アブダブGP後の若手ドライバーテストで最後の走行を行うことが予定されている。アブダビテストでは全チームが走行を行うことはなく、すでにマクラーレンはテストをスキップすることを発表しているが、ウィリアムズは2人の若手を走らせることを発表した。アブダブテストでは各チームが1台のマシンを走らせることができ、2021年のプレシーズンテスト開始までにF1チームが走る最後の公式セッションとなる。ロイ・ニッサイーとジャック・エイトケンは、若手ドライバーテストの参加資格となる2戦未満のグランプリ出走という資格を満たしている。両ドライバーは、年末に再びウィリアムズのF1マシンを走らせる機会を得られることに興奮していると語る。ジャック・エイトケンは「もちろん、アブダビでFW43に戻ることができるのをうれしく思っている」「今年の初めにチームとFP1に出走しているので、チームとの経験を生かして、これまでよりも良いラップを重ねることを目指していく」「設定されているプログラムの関係であまりテストをすることはできないけど、学ぶべきことは常にあるし、シーズンを締めくくるには最適な方法だ」ロイ・ニッサニーは「アブダビテストは、マシンとの一体感を深めるもう1つの素晴らしい機会だ」とコメント。「FP1とは対照的に、テストは僕たちにマシンと自分の運転を微調整して相乗効果をもたらすためにはるかに多くの時間と走行距離を与えてくれる」以前のアブダビテストは、チームが来シーズンのタイヤコンパウンドを試す機会として利用されていたが、今回は若手ドライバーテストに置き換えられた。ルノーは、2021年にチームに復帰するフェルナンド・アロンソを走らせることを望んだが、ライバルチームから反対されている。