ウィリアムズF1チームは、2月22日(金)にカタロニア・サーキットでフィルミングデーを行い、2019年F1マシン『FW42』の走行距離を増やす。当初、ウィリアムズは2月16日(土)にフィルミングデーを予定していたが、FW42の完成が遅れて断念。マシンはF1プレシーズンテストが開始しても完成することはなく、ウィリアムズは初日2日のテストをキャンセル。
マシンはテスト3日目となる20日(水)の早朝にサーキットに到着。午後からジョージ・ラッセルが走行を行い、最終日にはロバート・クビサとラッセルが丸一日走行することができたが、2日半のテストを逃したことでメルセデス610周を走行したのに対し、わずか88周に留まった。フィルミングデーでは走行距離が100キロに制限されており、チームは特別なプロモーションタイヤを使用しなければならない。それでもウィリアムズにとっては来週の公式テストに向けてサーキットで準備を進めることができる。ジョージ・ラッセルはウィリアムズ FW42について「正直、とてもフィーリングはいいし、安定している。良いフィーリングを掴んでいる」コメント。「現時点で私は完全に限界まで走らせたわけでないし、まだ車の限界はわからない。まだそれがどこにあるかを知るために全力えでアタックをするつもりはない。すべてを完全に搾り出してみるまでは自分たちがどの位置にいるのかて完全な限界、改善する必要がある部分を知るのは難しいだろう」「走行距離を稼いで、とにかく実際にクルマの感覚を掴むことが非常に重要だった。クルマでは本格的なラップは11周くらいしか走っていないけど、今どのような位置にいるのか、限界、そして来週何に取り組むべきかより理解できている」金曜日のフィルミングデーはF1自体によって運営され、ウィリアムズに加え、プレシーズン前にフィルミングデーを行わなかったマクラーレンとレーシングポイントも参加する。合同でフィルミイングデーが行われたのは今回が初めてとなる。F1オーナーのリバティメディアは、サポートチームを支援する一環として、金曜日にフィルミングデーを実施する3チームに機器と人員を提供する。
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