ウィリアムズが、ミハエル・シューマッハのF60でのテストに対して拒否権を行使したとされている。フェラーリは、負傷したマッサの代役としてヨーロッパGPへ出場する準備をしているミハエル・シューマッハのために、シーズン中のテスト禁止を一回だけ免除してもらうよう、FIAと残りのF1チームに要請した。FOTAの副会長を務めるトヨタのジョン・ハウエットは、FOTAチームは合意したが、他チームの答えはわからないとしていた。
ミハエル・シューマッハがF60でテストを行うには、全チームの全会一致が必要となるが、イタリアのガゼッタ・デロ・スポルトは、フォースインディアはまだ考慮中であるが、ウィリアムズは明確に“ノー”を突きつけたと報道している。シューマッハは、まだ今週もテストをすることを望んでいるというが、個人所有のF2007でのテストをせざるを得なくなっている。またシューマッハは、トリノにあるフィアットのシミュレーターでの準備をするとされており、フェラーリの広報は、F1ファクトリーの閉鎖とは関係しないだろうとしている。