2017年 FIA世界耐久選手権(WEC)のプレシーズンテスト“プロローグ”が1日(土)にイタリアのモンツァ・サーキットで行われた。初日は午前、午後、深夜と3回のセッションが行われたが、3回目のセッションでは途中から雨となり、約半数のチームが走行を行わなかった。トップタイムを記録したのはトヨタ 7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/国本雄資)。2回目のセッションでマイク・コンウェイが1分31秒332を記録した。
2番手タイムはポルシェ 1号車(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ニック・タンディ)。3回目のセッションでニール・ジャニが1分31秒666を記録した。3番手タイムはポルシェ 2号車(ティモ・ベルンハルト/アール・バンバー/ブレンドン・ハートレー)。3回目のセッションでアール・バンバーが1分31秒823を記録した。4番手タイムはトヨタ8号車(アンソニ・デビッドソン/中嶋一貴/ニコラス・ラピエール)。3回目のセッションで中嶋一貴が最初の2つのセクターで最速タイムを記録していたが、最終セクターで雨が降って1分31秒970にとどまった。ロバート・クビサが加入したプライベートチームでLMP1クラスに参戦するバイコレスはこの日は走行を行うことができなかった。LMP2クラスでは、レベリオン 31号車が記録。ブルーノ・セナが午前中に1分36秒094を記録した。GTE Proクラスはポルシェ 911 RSR 92号車が1分47秒379でトップ、GTE Amクラスは、ガルフ・レーシング・ポルシェ 86号車が1分50秒035で最速だった。明日2日(日)には午前と午後の2回のセッションが行われる。