GP2王者のファビオ・ライマーは、2014年のWEC世界耐久選手権でレベリオン・レーシングのLMP1カーを走らせることになった。レベリオンとの契約は、ファビオ・ライマーは金曜日と土曜日にポール・リカールで開催されたWEC公式テストに続いて発表された。テストでは、ファビオ・ライマーは、旧型のロータ・トヨタ/B12/60の一台を走らせていた。
レベリオンのチームマネージャーを務めるバート・ヘイエンは「我々はプロトライプのドライビング能力を評価するためにロータ・トヨタLMP1で彼をテストしたかった」と述べた。「ドライビング面とエンジニアとのフィードバックという点でテストは非常にポジティブだったし、シーズンにむけて契約に合意したと言えることを嬉しく思っている」ファビオ・ライマーは、テストでP1カーに適応できたと述べた。「たくさんのラップを走れたし、クルマで自分のドライビングスタイルを見つけ始めていた」とファビオ・ライマーはコメント。「多くの自信を得られているし、もっとプッシュできると思う。でも、それらのクルマでベストなドライビングをするまでにはやらなければならない作業がたくさんあるとわかっている」レベリオン・レーシングは、オレカが製造するレベリオン R-Oneがまだ完成しておらず、4月10日の開幕戦シルバーストンでは旧型車で参戦するとみられている。関連:ファビオ・ライマー、GP2のチャンピオンを獲得