BMWは、WEC世界耐久選手権のLMP1への参戦を除外した。BMWは、1999年にル・マン24時間を制しているが、モータースポーツ責任者のイェンス・マルカルトは、WECはBMWのニーズを満たさないとしてWECへの参戦を否定。イェンス・マルカルトは、ハイブリッドテクノロジーを強調したWECのルールプックは、サブブランドのiで電気自動車技術のリーダーとひとつとなっているBMWを魅了しないと述べた。
「LMP1のレギュレーションは2017年に新しくなるし、キープレイヤーが高いレベルで競争するのはハイブリッドクラスになるだろう」とイェンス・マルカルトはコメント。「我々はハイブリッドをEVへの踏み石とみなしており、EVをBMWの将来だと考えている。我々はそれをサブブランドのiで示している」「現在のそのセットアップは、我々に必要な基準を満たしていない」またイェンス・マルカルトは、BMWがEVの技術を示すためにガレージ56枠でル・マンにエントリーするというアイデアも退けた。「他のどのアプリケーションでも使えないガレージ56で何をするべきか? それは難しいだろう」「BMWがそれをするなら、PR以上のものになるだろう」