ポルシェが、F1復帰を検討しているとの噂を Auto Motor und Sport が報じている。フォルクスワーゲンが所有するポルシェは、ル・マンへの復帰を予定しているが、同誌によると、ル・マンのプロジェクトはF1への“ウォームアップ”に過ぎないとの噂があると報じている。同誌によると、ポルシェは、フリッツ・エンツィンガー、アレックス・ヒッツィンガー、マイク・クラック、ザウバーの元エンジニアのウルス・クーラトルなど、F1での経験を持つ人材を雇用しているという。
また、ポルシェはピットレーンの多くのチームスタッフに興味を示しているという。ポルシェは、ヴァイザッハに風洞を備えた最先端のモータースポーツファクトリーを設立しており、同社のドライバーはマクラーレンのシミュレーターを使っているとされる。同誌は「F1パドックは、これらの出費が本当にル・マンだけに向けられているのかどうか、不思議に思っている」と報じた。マクラーレンは、1983年から1987年までTAGを通じてポルシェ・エンジンを搭載しており、1984年と1985年にコンストラクターズ・チャンピオンシップで優勝している。