アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、2021年F1アメリカGPの決勝で10位入賞を果たした。PU交換ペナルティによって18番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルは、ミディアムでスタート。17周目にミディアムと38周目にハードに交換するピットストップを行う他のドライバーとはシークエンスの異なるタイヤ戦略を採用して1ポイントを獲得した。
「今日は1ポイントしか獲得できなかった。懸命に戦わなければならなかった」とセバスチャン・ベッテル。「昨日のグリッドペナルティからうまくリカバリーできたし、クリーンエアにいるときのペースは良かった。予想通り、全員にとって高い路面温度でタイヤをマネジメントするのが難しいレースだった」「みんなが早めにピットインしたときはうれしかった。長く走ることによってチャンスが巡ってくると分かっていたからね。重要な最後によりフレッシュなタイヤを履くことができたし、トップ10内に順位を上げることができた。チームによる良い戦略だ。あと数周あれば、角田(裕毅)を捕らえられたはずだ」「でも、僕たちがスタートした位置を考えれば、1ポイントを獲得できたのは良い結果だと思う」9位でフィニッシュした角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)とのタイム差は2.038秒だった。