セバスチャン・ベッテルが、ローレウス年間最優秀男子選手の候補に入った。ローレウス世界スポーツ賞は、スポーツ各分野で活躍した選手や団体に贈られる賞。受賞候補者は、世界中のスポーツ・ジャーナリストの投票で選ばれ、最終的に各スポーツ界のレジェンドたちで構成されるローレウス・アカデミー会員の投票で決定する。
F1史上最年少となる3年連続でのドライバーズタイトルを獲得したセバスチャン・ベッテルは、ローレウス年間最優秀男子選手の候補に入った。他にはオリンピックの陸上男子100mと200mの金メダリストのウサイン・ボルト、5,000mと1万m金メダリストのモー・ファラー、オリンピックで22個のメダルを獲得した競泳のマイケル・フェルプス、ツール・ド・フランスのウイナーでオリンピックの個人タイムトライアル金メダリストのブラッドリー・ウィギンスらがノミネートされた。またセバスチャン・ベッテルとともに3年連続でコンストラクターズタイトルを獲得したレッドブルも年間最優秀チームにノミネートされた。他の候補はオリンピックの卓球中国代表チーム、ゴルフライダーカップのヨーロッパチーム、NBAのマイアミ・ヒート、サッカーのスペイン男子代表とバスケットボールのアメリカ男子代表チーム。また、元ウィリアムズのドライバーであるアレックス・ザナルディが、年間最優秀障害者選手でノミネートされた。2001年にCARTでのクラッシュで両脚を失ったザナルディは、2012年に初出場したパラリンピックのハンドサイクリング競技で2つの金メダルと1つの銀メダルを獲得した。