マックス・フェルスタッペンは、アゼルバイジャンGPの波乱に満ちた予選を制しポールポジションを獲得した後、このセッションについて自身の見解を語った。レッドブル・レーシングのフェルスタッペンは、ほぼ2時間に及ぶ予選で通算6度目の赤旗が出るというF1史上最多の混乱のなか、バクー市街地で自身初のポールポジションを獲得した。
ドライバーズ選手権リーダーのオスカー・ピアストリを含む複数のドライバーがバリアに接触するなかで、フェルスタッペンは最終ラップに雨粒が落ちる難しい状況の中、1分41秒117を記録。カルロス・サインツの大金星ポールを0.5秒弱の差で阻止した。「赤旗が多すぎて、正直言って長い予選だった」とフェルスタッペンは語った。「ラップをまとめるのが難しかった。大抵はタイヤが準備できていなかったり、赤旗が出たりする。特にQ3では雨も少し降って、とても難しいセッションだった。最後のラップではとにかく全力で攻めるしかなかった」「使いたいタイヤですらなかったけど、赤旗が多すぎて実質的にタイヤが足りなくなってしまった。それでも週末全体を通してすごく満足している。FP1から悪くなかったし、少しずつ改善していって、予選でしっかり仕上げることができた。結局そこで結果を出せればいいんだ」フェルスタッペンは今季6度目のポールポジションを獲得。これは今シーズン最多であり、前戦モンツァでの勝利に続き、日曜の51周レースに挑む。マクラーレン勢のランド・ノリスとピアストリが7番手と9番手に沈み、その直後に控えるのはサインツのウィリアムズとリアム・ローソンのレーシングブルズという状況に、フェルスタッペンはさらなる勝利への自信を見せた。「もちろんレースは長い。いいスタートを切りたいけど、それでも自分たちのレースをすることが重要だ。タイヤをケアしなきゃならない。ここはソフト寄りのコンパウンドだから、タイヤには結構厳しい。どうなるか見てみよう」
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