マックス・フェルスタッペンは、F1がラスベガスGPを開催するのは「ショーのため」であり、スポーツ的な理由ではないと考えている。F1は今週末のストリップでのレースに向けて準備を進めており、ラスベガスグランプリは1985年以来の土曜レースとなり、スタート時間はネバダ州現地時間の22時となる予定だ。
F1がラスベガスでレースを行うのは、シーザーズ・パレスの駐車場での2度目であり、最後のレースとなった1983年以来となるが、F1がこの街に根を下ろすために、この復帰戦のために専用のパドックが建設された。しかし、フェルスタッペンはその期待に胸を膨らませていない。「まず第一に、サーキットのレイアウトを見ると、僕たちはレースそのものよりもショーのためにそこにいく」とフェルスタッペンはメディアに語った。「実際のところ、僕はそこまで興味があるわけではなく、『そこに行って、自分のやるべきことをして帰る』という気持ちが強い」「トラックに着いてから対処する。つまり、まだやることがたくさんある」「まだシミュレーターに乗る必要がある。正直なところ、僕はまだトラックを知らないんだ。前回F1ゲームで試したときは、直進するよりも壁にぶつかるほうが多かったと思う。だから、あそこで走り始めたらそうならないことを祈ろう」「ブラジルとはかなり違うだろうし、気温もとても低い。もちろん夜だしね」「そこでの経験はない。トラックのグリップもわからないし、すべてが新しいから、もしかしたらちょっとしたサプライズがあるかもしれない。このレースがF1に価値をもたらすかどうかという質問に対しては、「誰のために、何のために行われるかによる」とフェルスタッペンんは付け加えた。「レースのスペクタクルという点ではそうではないかもしれないが、F1の潜在的なパートナーや、それを取り巻くショー全体という点ではそうかもしれない」