レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、今年タイトル獲得のプレッシャーがかかっているが、怖気づくという感覚は皆無だと語る。マックス・フェルスタッペンとレッドブル・ホンダF1は、勢いの波に乗っており、F1イギリスGPまで3連勝を果たしてドライバーズ選手権で32ポイントのリードを築いていた。
シルバーストンで史上初の開催となったスプリント予選でポールポジションを獲得したことで、決勝にむけてその差は33ポイントに広がっていたが、その運命は暗転。オープニングラップのタイトル争いのライバルであるルイス・ハミルトンと接触し、コプスのバリアでレースを終えた。ルイス・ハミルトンはレースを続行して優勝。ドライバーズランキングでマックス・フェルスタッペンとの差を8ポイントに縮めた。したがって、F1ハンガリーGPで追われるプレッシャーは非常に大きくなるが、マックス・フェルスタッペンは今シーズンの展開が最終的にどのようになるかを予測するという考え方はなく、したがって、強迫観念にかられることないと語る。「怖気づくことはない」とマックス・フェルスタッペンは Daily Mail に語った。「僕は心理戦にはまったく注意も払っていない。そういったことが僕を悩ませることはない。可能な限り最善の方法でトラックに集中している。それ以上のものは僕には関係ない」「でも、シーズンについては何も予測したくない。判断するのは難しい。非常に多くのことが入り込んでいる」ルイス・ハミルトンとの関係について、マックス・フェルスタッペンは「お互いにリスペクトしている。ただ、僕たちは違った生活を送っているし、いずれにしろ、トラック外で会うことができる量は制限されている」確かに、ルイス・ハミルトンは、最新ファッションに身を包み、ファッション界、音楽業界に顔が広く、有名人と一緒にレーストラックに到着するのがよく見られるマックス・フェルスタッペンは、完全にそのスペクトルの反対側にいる。「自分のプロフィールのためだけにセレブと付き合うことはない」とマックス・フェルスタッペンは語った。「有名な人たちと良いコネクションを築き、友情を築くことはでるけど、僕は友達だと思う人にしか会わない」「彼らが仲間ではなく、ただの有名な人々であるとき、僕は彼らを仲間とは呼ばない。家族や本当の友達と一緒に過ごしたい」「TwitterやInstagramのアカウントをチェックしてフォロワーの数を確認したり、投稿の“いいね”の数を心配したりすることはない。そういったことには興味はない」「オランダにいることは滅多にないけど、ほとんど家にいて、家族や友人と一緒にいる」今年はマックス・フェルスタッペンが本当にタイトルを争うことができている最初のシーズンとなっている。そして、フェルスタッペンは自己信念を持っている。「自分らしくいることだ」とマックス・フェルスタッペンは語る。「自分が最高のドライバーであると信じなければならない。そこにいるすべてのドライバーは遅いと考えなければならない。でも、十分に良いことは決してない」