レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、F1オーストラリアGPの中止、そして、今後の見通しについて語った。まず、F1オーストラリアGPの中止についてマックス・フェルスタッペンは「木曜日の夜にランド・ノリスを話をして、彼らのメカニックの1人が陽性という検査結果が出たと教えてもらった。あの瞬間から、違ったストーリーになるだろうことをわかっていた」と振り返る。
「クリスチャン(ホーナー/チーム代表)と多くのことを話したけど、本当に成り行きを見守るしかなかった。彼らは夜に会議を開いたけど、あまり明確ではなkった。金曜日に運転するつもりだったけど、午前中に状況は急速に変わった」よく聞かれる質問は、そもそもF1はオーストラリアに旅行するべきだったかどうだ。「飛行機に乗る数日前はそれほど多くのことは起きていなかった。でも、状況は1時間おきに悪化していった」マックス・フェルスタッペンはレースをしたかったのか?「そのような決定は常にチームとして行われる。もちろん、僕はいつだって運転したいけど、パドックで自分の周りに何が起こっているのかを知っておく必要がある。できなかったし、運転することも許可もされなかったので、ありのままを受け入れて先に進む必要がある」「僕たちはまだマシンを開発しているところなので、これによって競争力を高めるためにもっと時間を割けることを願っている」2020年のF1世界選手権がいつ始まるかは不確実だが、マックス・フェルスタッペンはオンラインでのレースで忙しくしている。「異なるマシンでレースをして、集中力を維持している。もちろん、他の多くのドライバーとレースをするのは楽しい」リアルワールドのすべてのレーサーがオンラインで競争力があるわけではない。バーチャルのコックピットへの切り替えを難しいと感じる人もいる。「たくさん運転する必要があると思うし、セットアップをどうすればいいかも知る必要もある。それに誰もが時間を費やすわけではない」F1は、新型コロナウイルスの世界的な流行によって2020年のF1世界選手権の開幕が遅れていることへの穴埋めとして、多くのF1ドライバーが参戦する新しい『F1 Esports Virtual Grand Prix』を開催することを発表した。「僕はそのレースには出ない。そのゲームをプレイしていないので、それに慣れるまでに数日かかってしまう。現時点では、他のゲームで忙しいし、切り替えを続けたくない。うまくいかないと思う」