マックス・フェルスタッペンは、F1ワールドチャンピオンに挑戦するためには、必ずしもレッドブル・レーシングの新しいエンジンパートナーであるホンダのF1エンジンがメルセデスやフェラーリのエンジンのパフォーマンスを上回ることが必要なわけではないと強気だ。レッドブル・レーシングは、V6ターボハイブリッド時代に入ってからパフォーマンスを発揮できていないルノーとのパートナーシップを解消して、今季からホンダのF1エンジンを搭載する。
マックス・フェルスタッペンは、ホンダF1とのパートナーシップがすぐにF1グリッドを圧倒するパッケージに仕上がる可能性は低いと認めているが、2018年の自分のパフォーマンスはレッドブルに自信を与えていると語る。昨シーズン後半、マックス・フェルスタッペンは、ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンに次ぐ多くのポイントを獲得。メキシコGPでは圧倒的な強さをみせ、ブラジルGPでもエステバン・オコンとの不必要なクラッシュがなければ、勝利は確実だった。ホンダとレッドブルの新たな提携について「長期的なコラボレーションになることを願っている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「すべてが一気にスムーズに進むとは思っていないし、それを期待することはできないと思う。僕は常に集中しているけど、プロジェクトを信じることも必要だし、忍耐強くなければならない」「シーズン開幕時に僕たちが実際にチャンピオンシップを争えるとは思っていないけど、とにかく今年より少しでも良くなれば、僕たちはライバルに近づけるはずだし、一貫性のあるシーズンを過ごせるはずだ。それはすでにチャンピオンシップとしては改善だ」「必ずしも最高のクルマが必要なわけではない」