F1のスポーティングマネージャーを務めるロス・ブラウンは、レッドブル・レーシングが新しいF1パワーユニット供給元であるホンダとパートナーシップをすぐに機能させることができれば、マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルとのタイトル争いに十分に挑むことができると考えている。
マックス・フェルスタッペンは、シーズン序盤の信頼性問題やミスによってドライバー選手権を4位で終えたが、後半戦はチャンピオンのルイス・ハミルトンに匹敵するパフォーマンスを示した。レッドブル・レーシングは、ホンダにF1エンジンを変更することによってパワー面を改善できると期待しており、ロス・ブラウンは、F1で4シーズン目となるマックス・フェルスタッペンはすでに“ワールドチャンピオンの資質”を併せ持っていることを示しており、来年はマシン次第ではさらに上位争い絡むことになると考えている。「彼がいかに若いかということを忘れがちだ」とロス・ブラウンはF1公式サイトでコメント。「あの年齢での露出やプレッシャーを考えれば、彼がやっていることはかなり特別なことだ」「我々がマックスで目にしていることは、彼のアプローチはスピードと攻撃性をまったく失うことなく、素晴らしい成熟を遂げており、それだけでなく、どのように攻撃していくかという点でも鍛えられているということだ。2018年はマックスにとってまた大きな前進だった」「適切なクルマ、適切なチームにいれば、彼がワールドチャンピオンの逸材であることは確かだ」「マックスは2019年にチーム内で既知のリファレンスとなることっだろう。その継続性があることはチーム内で常に役立つ。厄介なクルマを持っていたり、解決することがある場合に、ドライバーを知り、彼が言っていることをどのように条件づければいいかを知っていることは非常に有益だ。チームにとって素晴らしいことだと思う」