マクラーレンのストフェル・バンドーンは、F1ハンガリーGPでのマクラーレン・ホンダの結果は、2017年シーズン後半戦で4番手のチームを目標にできる兆候だと考えている。マクラーレン・ホンダは、F1ハンガリーGPで今季初となるダブル入賞を達成。ストフェル・バンドーンは今季初ポイントとなる10位入賞を果たし、6位入賞を果たしたフェルナンド・アロンソはファイナルラップでレースのファステストラップも記録している。
合計9ポイントを獲得したマクラーレン・ホンダは、コンストラクターズ選手権で最下位を脱し、ザウバーを抜いて9位に浮上した。 ツイスティでタイトな特性を持つハンガロリンクでの週末は、エンジンサプライヤーであるホンダにとっても信頼性に関する大きな問題が起きなかった初めての週末となった。ストフェル・バンドーンは、マクラーレン・ホンダにとってF1ハンガリーGPがシーズン後半戦にむけてのターニングポイントになり得ると考えている。「僕たちが目指すべきなのは、もっと定期的に4番手チームでいることだと思うけど、中団はかなりの接戦だ。僕たちはレース毎に確実に改善しているし、感触も改善し、競争力を高められるような新しいことも見いだしている。あれだけ上位にいけたシルバーストンはちょっとしたサプライズだったかもしれない」「そういうことが毎週末あるんだ。細かいことも、予選やレースでうまくやるための違いになる。正しい方向にしっかりとプッシュし続ける必要があるし、残りのシーズンではさらなる改善を見せられることを願っている」 「僕たちが取り組んできた全ての努力が正しい方向に進んでいることは間違いない。まだ自分たちが望む位置にいないのは確かだけど、ハンガリーのようにチャンスが巡ってきたときは、それを掴み取られなければならない。シーズン中に何度かチャンスがあって、それを掴めることを願っている」 マクラーレン・ホンダのダブル入賞と同時に、自身にとっても今季初のポイントを獲得したストフェル・バンドーンは、厳しいルーキーイヤーになかで自信を持てるようになったと述べ、後半戦でもパフォーマンスの改善率は向上していけると強調した。 「シーズンのスタートは難しかったし、僕だけではなく、チームにとってもそうだった。全体的に難しかった。走行を妨げるトラブルも多かった。そのような問題が起こったせいで、クルマに必要な理解するのにちょっと時間がかかってしまった」「今は積んできた経験によって自分がやりたいと思う方向に直接やれるようになっている。ここ数戦はパフォーマンス面でかなり良かったと思うし、ペースでもフェルナンドに匹敵できていた。良い感じだ」「週末毎に大きく前進できているし、自分のやり方でやれるようにチームと協力し、懸命にプッシュしながら、クルマをもう少し自分のスタイルに合わせて仕上げようとしている」 「最近はきちんと走れるようになってきたし、エンジニアともたくさんの作業をして、ファクトリーのチームとも取り組んでいる。今やっている作業の全てがとても良いステップになっている。前半戦は良い進歩を遂げられた。改善の幅は大きい。ここから投入されるものもたくさんある。この先のレースは期待できると思っている」
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