ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)は、F1バーレーンテストで82周を走行し、4番手タイムとなる1分32秒018を記録した。先週末のF1バーレーンGPでは、パワーユニットの問題によってレースをスタートすることさえできなかったバンドーンだったがこの日はレース距離以上を走行。ようやくトラブルフリーの一日を過ごすことができた。
「今日は、おそらく今シーズンで最もいい一日だった」とストフェル・バンドーンはコメント。「大きな問題もなく、プログラムを消化できたのは、今日が初めてだ。予定していたことをすべて完了することができたし、バルセロナで行われた冬季テストではできなかったセットアップ作業をいろいろと実施することができた」「今日は非常に実りある一日だったし、多くの周回を重ねられたことにとても満足している。特に先週末も昨日もあまりいい状況ではなかったので、うれしく思っている」「今回はグランプリ週末に続いて公式テストがあり、テストでは多くの問題が発生したので、チームにとっては大変な一週間だった。それでもチームのメンバーは、懸命に作業を続け、毎回マシンをコースに戻すためにとてもいい仕事をしてくれた」「今日は本当にいい一日だったけど、毎日このぐらいいい一日になるようにしなければいけないと思う。次の週末も今日のような一日になるという保証はないけど、だからこそ今日できたことからよく学ぶ必要があるし、この良い状態を次のグランプリまで維持し、状況を改善できることを願っている」「今日は様々なセットアップを試すことができたので、僕とチームの両方にとって、とても良かったと思う。(かなり基本的な要素ではあるものの)新しいパーツをいくつかマシンに搭載し、いろいろと試したり、学んだりすることができた。どのようにパフォーマンスを向上できるのかを確認できたことは本当に有意義だったし、とても生産的な内容だった」「今日、それから週末を通して、マシンにはかなりの手ごたえを感じていた。シャシーの動きはいいし、次の数戦のうちに新しいパーツをさらにマシンに導入する予定だ」「大事なのは、グランプリ週末にすべてをスムーズに行うことだ。まだそれができていないけど、それができれば、僕たちが前進しつつあることを示すことができるのではないかと思っている。これからも精力的に仕事を続け、すべてが一つにまとまるのを待つのみだ」関連:F1バーレーンテスト 2日目:バルテリ・ボッタスがトップタイム