ストフェル・バンドーンが、2016年のF1シート獲得に失敗した場合、マクラーレン・ホンダのリザーブドライバーを務めつつ、スーパーフォーミュラに参戦するかもしれないと報じられている。マクラーレンは、4レースを残してGP2チャンピオンを獲得したストフェル・バンドーンにF1で経験を積ませることを熱望しているが、2016年もジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソの続投が決定している。
ケビン・マグヌッセンは、マノーやルノーのシート候補に挙げられており、マクラーレンは、ケビン・マグヌッセンが他のF1チームのシートを確保できるように財政支援を提供することも考えている。2016年のプランについて質問されたストフェル・バンドーンは「F1で戦えるといいね。ずっと取り組んできたことだし、残り2ラウンドでGPタイトルを獲得できたのは贅沢なことだ。仕事は完了したし、今はリラックしているし、プレッシャーもない」とコメント。「1ヶ月以上あるので、来年の準備に集中することができる。それは素晴らしいことだ。残念ながら、現時点では何も決定していないけど、僕は楽観的だ。チャンスはあると感じている。今後数日、数週間が、来年のためには重要になる」2016年にF1シートを獲得できない場合、2017年に備えるために、マクラーレン・ホンダのテスト兼リザーブドライバーを務めながら、日本のスーパーフォーミュラに参戦することが検討されているという。現在のリザーブドライバーを務めるケビン・マグヌッセンは、今シーズン限りでマクラーレンを離れるとみられており、ストフェル・バンドーンはシミュレーターとテストの役割を手にすることができる。2017年の幅広タイヤのテストの準備のために、2016年は2件のインシーズンテストが行われる。スーパーフォーミュラに参戦することによって、ストフェル・バンドーンのレース感覚は維持され、マクラーレンのエンジンパートナーであるホンダも満足すると考えられている。スーパーフォーミュラのスピードとダウンフォース特性は、ストフェル・バンドーンの2017年のF1への準備のために最適だと評価されている。
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