トロ・ロッソは、F1カナダGPでセバスチャン・ブエミが8位、ハイメ・アルグエルスアリが12位だった。セバスチャン・ブエミ (8位)「あまり期待していなかったので、4ポイントを獲得できて超ハッピー。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。特にピットストップも良かったし、戦略もばっちりだった。シューマッハを抜くなどのバトルも楽しめた。でも、彼を抜くのは難しかった。彼の方が僕よりも古いタイヤだったけれど、同じタイヤだったし、彼は本物のファイターだからね」
「全体的にも厳しいレースだった。タイヤの性能の落ちが大きかった。だから、珍しく3ストップを計画したんだ。もうひとつの心配は、序盤から排気管が壊れていたことだった。レースを1周リードできたのは気持ちが良かった。僕のシーズンが本格的に始まったサインだいいね。これまでは運に恵まれなかったけれど、チームは本当に頑張ってくれているからね。今日は『普通の』レースだったので、すごくいい気分だ。8位だったし、レースをリードできたし、ミハエルを抜けたんだからね。すごい1日だよ!」ハイメ・アルグエルスアリ (12位)「良かったのはレースがフィニッシュできたこと。厳しいレースだった。エキサイティングな場面や動きがたくさんあったけれど、僕にとってはあまり良いレースじゃなかった。一番良かったのは、チームが今回も信頼性の高いクルマを作ってくれたこと。そのおかげでレースをフィニッシュして貴重な経験を積むことができた。だから、今はスペインで開催されるもうひとつのレース、バレンシアが待ち遠しい」フランツ・トスト「ここではいつもトロロッソがポイントを獲得するので、モントリオールに来るのは好きなんだ。今日もポイントを獲得したし、さらに嬉しかったのは、我々のクルマがレースをリードする姿を見れたことだ。束の間だったけれどね。我々にとっては、また別の意味でエキサイティングなレースだった。あと40周も走らなければならないのに、ブエミのクルマの排気管が壊れたんだからね。レースをフィニッシュできないかも知れないとハラハラしていた。セバスチャンも、チームのみんなも素晴らしい仕事をしてくれた。エンジニアたちのおかげで2台ともセットアップも良かったし、戦略もこの上なかった。セバスチャンが今日獲得した4ポイントは我々にとっては貴重だ。同点だけれども、コンストラクターズ・チャンピオンシップでウィリアムズを抜いたんだ。また、セバスチャンにとってもこのポイント獲得は重要だった。今シーズンは不運が続いたからね。今後はもっと良いリザルトを達成して欲しい。ふたりのドライバーにとっては初めてのサーキットだった。ここにいるチームのメンバー、そして、ファエンツァのファクトリーやビスターの風洞のメンバーにおめでとうと言いたい。このリザルトを達成できたのは、彼らの素晴らしい仕事のおかげだ」関連:F1カナダGP:優勝はルイス・ハミルトン!マクラーレンが1-2!
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