トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、予選と決勝が同日から開催となったF1日本GPの日曜日を総括。なかでも、リアサスペンションに問題を抱えながら8位入賞を果たしたピエール・ガスリーの走りを称賛した。「FP3でセットアップ変更を評価する機会がなく、マシンのセットアップに関しては通常よりも少ないデータで予選に挑むことになった」とジョディ・エギントンはコメント。
「しかしながら、セットアップはまずまずだったようで、ピエールがこのパッケージの力をほぼすべて引き出した。ダニー(クビアト)はやや苦戦し、非常にタイトな中団グループの中ではわずかなラップタイム差がグリッドポジションに大きく影響するため、残念ながら、彼は理想よりも後方からスタートすることになった」「レースは非常に接戦となり、レーシング・ポイントとルノーとは素晴らしいバトルを繰り広げたが、ピエールの入りは、リアのライドハイトやリアタイヤの摩耗に影響を及ぼすリアサスペンションのトラブルを考れば本当に素晴らしかった。ダニーは第1スティントはトリッキーで、序盤はほとんどの時間をDRSトレインの中で過ごすことになり、それがレースタイムに響いたが、ピットストップ後には良い走りでポイント圏内との差を縮めた。日曜日に予選とレースに挑むことになり、メカニックにとっては忙しくなったものの、彼らはこの仕事量をうまくやり遂げてくれたので、この結果は彼らのおかげだ」「次のメキシコを楽しみにしている。コンストラクターズ選手権のポジションを守れるよう懸命に取り組むつもりだ」