スクーデリア・トロ・ロッソは、チームを離脱するジェームス・キーに代わってジョディ・エギントンがテクニカルディレクターに昇格することを発表した。スクーデリア・トロ・ロッソとマクラーレンは、2月22日(金)に共通の声明を発表。ジェームス・キーが3月23日でトロロッソとの契約をリリースされ、3月25日からマクラーレンにテクニカルディレクターとして加入することを発表した。
併せてトロロッソは、これまで副テクニカルディレクターを務めてきたジョディ・エギントンがテクニカルディレクターに昇格することを発表した。ジェームス・キーとマクラーレンとの交渉が始まって以来、ジョディ・エギントンは事実上キーの役割を担い、F1バルセロナテストでもSTR14の開発を主導してきた。「7月下旬にジェームスが離れたのは残念だった。あの段階で我々はクルマに望んでいたコンセプトと大まかなマイルストーンを固めていた」とジョディ・エギントンはコメント。「我々はそのうちのいくつかを修正した。特にレギュレーション変更は最終的にかなり遅くに凍結されたのでプロセスの一部だった。9月~10月の時点で詳細について話をしていたし、進化していた。なので、我々はいくつかのことを変更した」「舞台裏では、風洞の運営方法、マシンの空力のマッピングの方法、自分たち自身で疑問に感じていたいくつかのプロセスを変更した。どれも革命ではなく、進化だ」「いくつかのことをやり直す機会を得たが、基本的なことではなく、もう少しハードにプッシュしてゲインを得られると考えたエリアとそれほど手間をかける必要はないと考えたエリアだ。全員がまとまっており、基本的な変更は何もなかった」ジョディ・エギントンは、ティレル、ジョーダン、スパイカー、フォース・インディア、ケータハムで仕事をした経験があり、ケータハムの消滅の後、2014年にトロロッソに加入した。