ショーン・ゲラエルが、F1バーレーンテスト初日にトロ・ロッソから参加し、F1カーでの初走行を行った。インドネシア出身のショーン・ゲラエルは、父親がケンタッキーフライドチキンのインドネシア法人であるKFCジャゴニャ・アヤムを率いるリカルド・ゲラエルであることで有名。今年参戦するF2のマシンには、カーネル・サンダースの顔がデザインされたイエローのケンタッキーフライドチキンのカラーリングに塗られている。
午前中は電気系にトラブルに見舞われてガレージで過ごす時間が多かったゲラエルだが、最終的に78周を走行し、8番手タイムとなる1分33秒885を記録した。「今日は絶対に忘れない一日だ」とジョーン・ゲラエルはコメント。「ついにF1カーを走らせることができた。全てのドライバーにとって夢だし、その夢をスクーデリア・トロロッソと叶えられたことはさらに特別だ。なんて素晴らしい感覚だろう! 今年のクルマはビーストだし、とても速いよ!」「一日を通して落ち着いていられたし、僕たちは確実に進歩を果たした。多くのラップを走り込むことができたし、クルマにもすぐに慣れることができた」「パワーと全体的なグリップは素晴らしいし、僕がドライブしているF2カーと比較した最大の違いは、ブレーキング時と縁石に乗ったときのグリップの2つだと感じた」「正直、ドライブしていて本当に楽しかったし、これを実現してくれたみんなに感謝したい!」「今は数カ月後のハンガリーでのテストでまたSTR12に乗るのが待ち切れない」
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