トロ・ロッソは、2017年にミッドフィールのトップに立ち“ベスト・オブ・ザ・レスト”になることを目指している。トロ・ロッソの2017年F1マシンは、メルセデスと類似したノーズ、フロントサスペンション、サイドポッドを採用して周囲を驚かせた。チーム代表のフランツ・トストは、ビッグ3(メルセデス、レッドブル、フェラーリ)に追いつくチャンスについては現実的だが、その後ろの争いには加われると考えている。
「他チームがどれくらいの燃料で走っていたかはわからない」とフランツ・トストはコメント。「だが、私はトロ・ロッソがミッドフィールドの上位にいられると楽観的に考えている」だが、トロ・ロッソはバルセロナで行われた1回目のプレシーズンテストで、ドライブトレインとルノーのパワーユニットのトラブルで走行時間を犠牲にするなど、期待されたパフォーマンスを示すことはできなかった。「今週の我々のクルマについては、良さそうだし、速いそうに見える。ドライバーは良い仕事をしている」とフランツ・トストは要約する。「技術面の全てをコントロールできていれば、我々は目標を達成できると確信している」テクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、今シーズンのチームの最大のチャレンジャーはどこになると感じたかと質問された。「ハースはかなり悪くないと思う」とジェームス・キーはコメント。「来週、そしてメルボルンへむけて、それがどのように発展していくか見てみなければならないが、彼らは良い仕事をしている」「ルノーとも接戦になるだろう。どうなるか見てみなければならない。全てを考慮しても、彼らは昨年よりも競争的に見える」ジェームス・キーは、サウバー、そして、特にマクラーレンが、今シーズン、どういう展開になるかはすぐにわかるだろうと語る。「我々と同じように今週はマクラーレンにもドラマが起きていた」とジェームス・キーは語る。「この段階で彼らがプログラムをフルにこなせてはいないのは明らかなので、コメントするのは簡単ではないが、全員がとても速いのは確かだ」
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