トロ・ロッソが、ホンダの最初のF1エンジンカスタマーになるかもしれないと Turun Sanomat が報じている。同紙によると、トロ・ロッソがホンダのパワーユニットに関心を示したのは2015年に遡るが、ロン・デニスがホンダとの独占契約を盾に激しく拒絶したとされている。
しかし、2017以降の新しいF1エンジン規約にはホモロゲーション過程の一部として“供給の義務”が盛り込まれる。バーニー・エクレストンは「去年はホンダは初年度だったので、彼らは1チームにしか供給できないと言ったが、規約に従えば、マニュファクチャラーはもっと多くのチームに供給する能力がなければならない」と述べた。「ホンダの問題はマクラーレンとの独占的な契約だった」とバーニー・エクレストンは付け加えた。 Turun Sanomat によると、トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストが、ホンダとの2017-2020年の3年契約をプッシュしているという。今年、トロ・ロッソは、2015年仕様のフェラーリのパワーユニットを搭載している。ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は他チームへの供給について「これまでのところプランはありませんが、すでに第2もしくは第3のチームに供給できるポテンシャルがあるとFIAに約束しています。それに備えてはいるものの、具体的なプランはありません」と語っている。
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