トロ・ロッソは、F1日本GP決勝レースで、セバスチャン・ブルデーが6位、セバスチャン・ベッテルが7位だった。10番手からスタートしたセバスチャン・ブルデーは、オープニングラップの混乱をうまく切り抜け、ポジションをアップ。その後は堅実な走りをみせ6位でフィニッシュ。しかし、2回目のピットストップのあと、フェリペ・マッサ(フェラーリ)と1コーナーで交錯し、レース後の審議に持ち込まれている。
9番手からスタートしたセバスチャン・ベッテルは、逆に1コーナーの混乱で順位を落とすも、着実に順位をあげ7位でレースを終えた。セバスチャン・ブルデー (6位)「スタートは大混乱だったが、運良く生き残ることができた。マッサとのアクシデント?ピットからぼくが出てきたところに彼が回り込んで来たんだ。ぼくは縁石の上で行き場がなかったし、ぼくはポジションのために彼とレースしただけだ。今日はとても良いレースだったと思う。トップ5で安定した走りができたし、タフなレースだったけど1回しかミスを犯さなかった。いろんなハプニングが起きたレースだったけど、3ポイントを獲得できてハッピーだ」セバスチャン・ベッテル (7位)「第1コーナーではイン側でアクシデントが起きたので、膨らんで走るしかなく、ポジションを大きく落としてしまった。その後はポジションを取り戻すのが難しかった。今日はもう少しポイントが獲得できる可能性が高かったが、2台揃ってポイントを獲得することができたので、良いレースだったと言って良いだろう。残りあと2レースなので、その2レースでもっとポイントを獲得したいと思う」フランツ・トスト「今回も レッドブルのチームのひとつが素晴らしいレースを戦うことができた。ブルデーはとても良いスタートで序盤からトップグループに入り、今回も素晴らしいレースを見せてくれた。ベッテルはスタートで少し苦しみオープニングラップの最後は11位だったが、その後、力強いパフォーマンスを発揮した。チームは合計5ポイントを獲得し、コンストラクターズ・チャンピオンシップのポジションをより確実なものにすることができた。1週間後の中国でもこの勢いを失わないようにベストを尽くしたいと思う」