メルセデスAMGは、2013年のドライバーを決定する準備を進めており、ミハエル・シューマッハの将来は今後6週間以内で結論が出ることになりそうだ。ミハエル・シューマッハとメルセデスとの契約は今シーズン末に切れるが、ここまで両者とも継続するかどうかは柔軟な態度を示してきた。メルセデスAMGのチーム代表ロス・ブラウンは3日(火)、ウィリアムズのファクトリーで開催されたFOTAのファンフォーラムで、ミハエル・シューマッハの将来について夏休み前に決定することになると述べた。
「この夏に決定することになる」とロス・ブラウンはコメント。「状況について深くは話をしていない。だが、我々はそのときが近づいており、まもなく決定しなければならないことをわかっている」「多くの異なる方法で運転することができると思う。だが今年、ミハエルは我々といた3年間で最高の走りをしている。トラック上で良い結果を出せるはずのときはフラストレーションを感じた。だが、マシンの問題、もしくはレースで処理しなければならない問題があった」「今後6週間ほどで来年我々がなにを望んでいるかについて考えなければならないと思う。それは主要な決定だ。決定がなされてしまえば、周りに目を向け始めなければならないのか、もしくは現在のドライバーを貫くことになるかがわかるだろう」ミハエル・シューマッハがチームを去ることになった場合、後任にはポール・ディ・レスタが候補に挙げられている。フォース・インディアのチームプリンシパルを務めるボブ・ファーンリーは、ポール・ディ・レスタがより競争力のあるチームに移籍を希望した場合、チームがそれを妨げることはないだろうと述べた。「ビジェイは過去に、この時点で我々はチャンピオンシップに勝てるチームではないことはわかっていると述べていた。我々にニコ(ヒュルケンベルグ)とポールという2人の優れたドライバーがいることはわかっている」「一人がトップ4チームに加入することを奨励された場合、我々は商業的な取り決めを果たすためにじっくりと話し合わなければならないだろう。我々はドライバーノキャリアの邪魔をすることはないが、商業協定は適切でなければならない」