前戦のF1スペインGPでの5グリッド降格ペナルティにより、F1復帰後初のポールポジションは幻となってしまったミハエル・シューマッハだが、決勝では6番グリッドから優勝を目指して戦うと述べた。復帰後のパフォーマンスには批判もあったが、ミハエル・シューマッハは、厳しいモンテカルロ市街地コースでの予選で最速タイムを成し遂げたことには多くの意味があると認めた。
「まずなにより、ここモナコでポーツを獲得することは本当にスリリングなことだし、興奮している」とミハエル・シューマッハはコメント。「僕たち全員にとって、モナコはシーズンで非常に由緒ある位置にあるトラックだ。この2年半を経てここでポールポジションを獲得できたことは、本当に素晴らしいことだ。心に残ることだね」「記者会見で、僕はポールを獲得し、6番手からスタートし、優勝すると言った。それを目指すつもりだ。それしか考えていないし、過去は重要ではない」モナコで3度ポールポジションからスタートしているミハエル・シューマッハは、最速だとわかったときの感覚を“ビューティフル”と表現した。「もちろん、ダッシュボードのタイムは見ていたし、それほど悪くないと思っていたけど、序盤にトラックに出た場合、後ろがどうなっているかわからないものだ」「モニターを見ていて、ある時点で僕が1番だとわかった。そのあと確証にわかっていき、無線で確認した。本当に素晴らしい感覚だ」「モナコはとても特別だし、パーセンテージ的にも他のトラックよりもドライバーの割合が多いトラックだ。由緒ある雰囲気だし、あのようなラップができたときは本当に最高だ」「速いことはわかっていた。でも、予選がいかにタイトかわかったと思うけど、決してわからないものだ」「最近はとてもトリッキーだし、常に全てをまとめられるわけではない。ここで僕たちはそれを成し遂げたし、ますます多くのことを学んでもっと頻繁に達成できることを願っている。僕がまだそこにいると思い出させてくれたのは良い点だね」ミハエル・シューマッハは、今回のパフォーマンスは、自分がやれると感じていたレベルを証明するものだと述べた。「これが何を意味するかは他の人にお任せするけど、僕にとってはエキサイティングで、とてもハッピーなことだし、ずっと感じていたことを確認できた感じだ」「チームの全員に心から感謝しなければならない。特に僕と密接に取り組んでいる人たちにはね。僕たちをさらにまとめて、団結させた特別なセッションだった」「そこから来た結果だ。メルセデスとチームの信頼に感謝している。彼らは僕を支えてくれた。お返しができて嬉しいし、明日はもっと多くの恩返しがしたい」
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