ザウバーは、F1モナコGP初日のフリー走行でペドロ・デ・ラ・ロサが16番手、小林可夢偉は17番手だった。小林可夢偉 (17番手)「モナコはやはりドライブするのが非常に難しく、際どいシーンが何度かありました。まずまずのセットアップで始めることができましたが、やはり僕たちの一番の課題である低速コーナーでグリップを見つけることがなかなか難しかったです。これからまだ時間があるのでいいセットアップを見つけたいと思います」
ペドロ・デ・ラ・ロサ (16番手)「望んでいた走行距離を走りこむことができたし、2つのセッション間で多くの変更を施した。正しい方向に向かっているし、土曜日にむけてたくさんのアイデアがある。まだクルマを早くできると思うけど、僕たち低速コーナーであまりに多くを失っている。個人的に最初のセッションはかなり慎重にスタートした。ここでの最後は2002年だったので、僕にとって新しいトラックを学んでいるようだったし、再び理解する必要があった。2回目のセッションではより自信を感じられたよ」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「いつものモナコGPの初日のように、走り始めの路面コンディションはとても滑りやすくトリッキーなので、まずはドライバーにクルマとタイヤのフィーリングをつかんでもらうことを念頭に走り始めた。午前中はセットアップワークを行ったが、まだグリップレベルで足りないところもあった。ただ、それはどこも同じ課題だろう。午後は午前中に見つけた方向性をさらに進めた。まず、午前とはちがったプライムタイヤのプログラムを行ったあと、オプションタイヤもトライした。走行したタイミングでは路面コンディションも改善されていたこともあり、非常にいい兆候をみせている。その後、いくつかレースを想定したプログラムも行った。ペースはまずまずだが、予選のペースに向けてはまだ仕事が残っている。土曜日までの時間をつかってじっくりと検証したい」関連:・F1モナコGP フリー走行2回目:フェルナンド・アロンソが再びトップ・F1モナコGP フリー走行1回目:フェルナンド・アロンソがトップタイム
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