ザウバーは、F1ハンガリーGPの決勝レースで、小林可夢偉が11位、セルジオ・ペレスが15位だった。小林可夢偉 (11位)「ポイントを獲れなかったのはもちろん残念です。スタートも良かったし、序盤のペースも良かった。ウエットコンディションでのクルマのパフォーマンスは問題なかったし、ドライタイヤに履きかえたあとのペースも相応でした」
「レースのかなりの間、ポイントが獲れると思って走っていましたが、流れが変わってしまいました。2度目の雨が来たとき、チームは一度インターミディエイトタイヤに履き替えるためにピットインさせようとしていたのですが、路面状況がよくなりつつあったので僕はそれを望みませんでした。そのおかげで7番手までポジションを上げることができましたが、そこから僕たちは次のタイヤ交換のタイミングを待ちすぎました。あのセットのスーパーソフトのタイヤではもうポジションを守ることができず、3回目のピットストップも余儀なくされて、入賞圏内から落ちてしまいました」セルジオ・ペレス (15位)「かなり落ち込んでいるよ。予選は良かったし、レースにはもっと多くを期待していた。すでに1周目でうまくいかなくなっていた。まったくグリップがなかったし、トラックにマシンを留めておくのが難しかった。1コーナーで膨らんでしまい、多くのポジションを失ってしまった。実際、10番手から20番手まで後退してしまった。その時点で僕は最も遅い車よりも遅かったし、それほど極端だった理由を見つけられることを願っている。後半のドライブスルーペナルティで状況はさらに悪くなった。ヘイキ・コバライネンが非常に遅かったので彼をオーバーテイクしたけど、イエローフラックが出ていた」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「非常に残念なレースの終わり方だった。序盤はコンディションがどうなるのか読みづらかった。可夢偉はいいスタートをしてくれた。最初のストップでソフトタイヤを装着したが、タイヤが願っていたほどもたなかった。さらに2回目のストップではトラフィックやピットストップでも問題があり、ポジションを落としてしまった。最後は残念なことに後ろにいたドライバーを抑えることができず、もう一度ピットインするしかなかった。セルジオはスタートして間もないうちに10 ポジション落としてしまい、そこからリカバーすることができなかった。」関連:F1ハンガリーGP:ジェンソン・バトンが200戦目を優勝で飾る