佐藤琢磨は、2019年のインディカー 第8戦 ロードアメリアのレースを10位でフィニッシュした。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は終盤に光る走りをみせた。予選6番手の佐藤琢磨は得意のスタートで5番手へと順位を上げた。しかし、2周目に1台に抜き返されると、直後にアタックして来たマシンにコースから押し出されて13番手に後退。その後、一時16番手までポジションを下げ、中団グループから抜け出すのに苦労した。
しかし、レース終盤になってもスピードを保ち続け、セバスチャン・ブルデー(デイル・コイン・レーシング)、ライアン・ハンターレイ(アンドレティ・オートスポーツ)と激しくバトルし、元チャンピオンのベテラン2人をパスして10位でフィニッシュした。「スタートはいいものが切れた。しかし、ジェームズ(ヒンチクリフ)とターン3でサイドバイサイドの戦いになった時、不幸にも芝生へと押し出されてしまいました。あんな走り方をされたのは本当に残念です」と佐藤琢磨はコメント。「コースから弾き出されて大きく順位を落とし、そこからはポジションのばん回を目指す戦いをゴールまで続けました。最後のピットストップからのバトルでは自分たちのタイヤ選択が正しく、セバスチャン(ブルデー)とライアン(ハンターレイ)の2人をパスすることができました。彼らを抜いて順位を上げられたのは、今日のレースではよかった部分でした」「しかし、トップ6でのゴールが十分に可能だったレースでそれを実現できなかったことはたいへん残念です」
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