佐藤琢磨は、インディカー 第8戦 デトロイトの決勝レースを13位で終えた。前日の雨のレース1では3位表彰台を獲得した佐藤琢磨だったが、予選では前日同様に苦戦を強いられて16番グリッドからスタートとなった。
それでも一時は他のマシンのピットストップの兼ね合いで2番手まで順位を上げていた佐藤琢磨だったが、タイヤ交換後の残り10周でフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ)と接触。タイヤをパンクさせて緊急ピットインを強いられた。16番手まで後退した後、オーバイテイクを見せた佐藤琢磨だったが、最終的に13位でフィニッシュ。チャンピオンシップでは5位に後退した。「あの前にアレックス(ロッシ)とちょっとコンタクトしてるんですよね。それで勢いを失って、フェリックス(ローゼンクヴィスト)が結構すごい勢いで入ってきて、完全に駆動を失っちゃった感じですけど。そこに行くまでいくつかチャンスがあって、前の方まで上がれたんだけど、結果的に結果的には残念でした」「(接触で)パンクしています。だから、帰ってきてタイヤ交換ですね」「最後は2つなんとかポジション上げられたんですけど、一時3位まで上がっていただけに非常に残念ですね」「スピードが大きな課題ですね。昨日は予選で1秒離されたし、今日は1秒以上離されたし、決勝ではテスト的な要素で新しいやり方でレースを進めたんですけど、全体的なスピードが足りなかった気がします」「確かに学ぶことはあったので、次に繋げたいですね」