佐藤琢磨が、2018年のインディカー・シリーズを戦うレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのマシンでシート合わせを戦った。今年、アンドレッティ・オートスポーツでインディ500を制した佐藤琢磨は、来シーズンより2012年にも在籍したレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに復帰する。
移籍について佐藤琢磨は「レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに戻ってこられて、本当に嬉しく思っています。ボビー、デイヴ、マイクの3人は、これまでもいつも僕を応援してくれました。過去数年間、チームは驚くほどコンペティティブでした。2018年にこのチームの一員となることが待ちきれないような思いです。きっと、僕たちは一緒に素晴らしいことを達成できるはずです」と語っている。佐藤琢磨は16日(月)にチームのワークショップを訪問。2018年シーズンの愛機となるイエローにカラーリングされたカーナンバー16のマシンでシート合わせを実施した。この日は、レッドブル・エアレースでチャンピオンを獲得した室屋義秀も同行。室屋義秀は、2018年の佐藤琢磨のチームメイトとなるグラハム・レイホールのマシンに乗り込んで、佐藤琢磨からマシンについて説明を受けた。インディ500のウィナーである佐藤琢磨は、伝統あるレースを代表してスピードウェイで開催されるエアレースを訪問。予選日に初対面した2人は、世界を駆け巡って活躍する者同士、すぐさま意気投合。翌日には室屋義秀が同じ日本人としてエアレースで初のワールドチャンピオンになる瞬間を見守った。