インディアナポリス500マイルレースに向けたオープンテスト最終日がインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われ、2度の優勝経験を持つ佐藤琢磨は224.957mphを記録し6番手となった。全体ではルーキーのカイオ・コレットが226.381mphで最速を記録した。前日はベテラン勢が上位を占めたが、最終日はコレットがトウ(スリップストリーム)を生かしてトップに立った。
2025年インディNXT by ファイアストンでランキング2位だったコレットは、A.J.フォイト・エンタープライゼスの4号車シボレーでテスト序盤に最速タイムを記録し、前日トップのコナー・デイリーの225.394mphを上回った。佐藤琢磨は上位圏を維持佐藤琢磨はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの75号車ホンダで224.957mphを記録。トップから約1.4mph差の6番手につけ、上位グループの一角を占めた。2番手にはジョセフ・ニューガーデンが226.223mphで入り、午後のセッションでも225.617mphでトップを記録した。3番手は前年のインディ500勝者でありNTTインディカー・シリーズ王者のアレックス・パロウ(225.272mph)、4番手はコナー・デイリー(225.215mph)、5番手はパト・オワード(225.109mph)となった。トウが順位を左右 ノートウではハーベイ最速今回のテストでは、前走車のスリップストリームを利用する「トウ」によって上位タイムの多くが押し上げられた。インディ500特有のトラフィック走行が影響するため、単純な順位だけでなく走行状況の理解が重要となる。単独走行(ノートウ)ではジャック・ハーベイが221.112mphで最速を記録し、前日の自己ベスト220.318mphを更新した。ただし午後の走行中、ターン3からターン4の間でマシン後方から白煙が上がり、機械的トラブルによりそのまま走行を終了した。「ターン3の出口で少し違和感があって、すぐに煙が見えた」とハーベイは語った。「ここではこれまでにもエンジンの問題を経験しているが、通常はもっとはっきり分かる。今回はそうではなかった」「望んでいた終わり方ではないが、全体としては非常に有意義なテストだったと思う」全33台が無事故で走行 5月12日から本格プラクティスへ2日間のテストでは33台が合計4,697周(約11,742.5マイル)を無事故で走行した。大きなトラブルはなく、午後にはコース上にキツネが入りコーションが出された場面があった程度だった。キャサリン・レッグはベテラン向けリフレッシャーテストを完了し、すべてのドライバーが出場資格を取得。第110回インディアナポリス500マイルレースに向けたプラクティスは5月12日に開始される。インディ500オープンテスト最終日 結果1位 カイオ・コレット(226.381mph)2位 ジョセフ・ニューガーデン(226.223mph)3位 アレックス・パロウ(225.272mph)4位 コナー・デイリー(225.215mph)5位 パト・オワード(225.109mph)6位 佐藤琢磨(224.957mph)7位 デイビッド・マルーカス(224.377mph)8位 フェリックス・ローゼンクヴィスト(224.104mph)9位 ジェイコブ・エイベル(223.859mph)10位 リナス・ヴィーケイ(223.788mph)11位 サンティーノ・フェルッチ(223.281mph)12位 デニス・ハウガー(223.257mph)13位 ウィル・パワー(223.197mph)14位 スコット・マクラフリン(223.056mph)15位 アレクサンダー・ロッシ(222.938mph)16位 マーカス・アームストロング(222.915mph)17位 ミック・シューマッハ(222.802mph)18位 スコット・ディクソン(222.647mph)19位 クリスチャン・ルンガー(222.637mph)20位 グラハム・レイホール(222.630mph)21位 ジャック・ハーベイ(222.527mph)22位 スティング・レイ・ロブ(222.440mph)23位 ロマン・グロージャン(222.044mph)24位 エド・カーペンター(221.949mph)25位 カイル・カークウッド(221.832mph)26位 クリスチャン・ラスムッセン(221.544mph)27位 カイフィン・シンプソン(221.477mph)28位 ライアン・ハンター=レイ(221.409mph)29位 マーカス・エリクソン(221.306mph)30位 ノーラン・シーゲル(221.082mph)31位 ルイス・フォスター(220.889mph)32位 エリオ・カストロネベス(220.879mph)33位 キャサリン・レッグ(219.841mph)
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