スーパーアグリの佐藤琢磨は、F1 スペインGPで13位完走を果たした。最下位からスタートした佐藤琢磨。序盤に接触しフロントウィングを破損したが交換せずにレースを続行、第1スティントでは9位まで順位をあげた。しかし、2回目のピットストップでタイムをロスし、順位を大きくさげ、最終的には最下位の13位でレースを終えた。
スーパーアグリは財政難でマシンン開発はストップし、スペインGPの出走も危ぶまれた。そんな中、結果は最下位ではあったが、終盤にはデビッド・クルサードとバトルをするなど、印象的な走りを見せてくれた佐藤琢磨。これからも彼の闘志あふれる走りが見られることを願う。佐藤琢磨 (13位)「厳しいレースだったが、楽しむことができた。スタートは満足のいく程度に良く、2、3台を抜いたが、前の2、3台が接触し、避けることができなかったため、ノーズのパーツを失ってしまった。それが空力のバランスに明らかに悪影響を及ぼした。チームからマシンは問題無いという連絡があったので、そのままレースを続けた。一時は9位まで順位をあげることができ、とても気持ちがよかった。今週末は難しい状況の中、スタッフは素晴らしい仕事をしてくれた。僕を含め、スタッフや僕達をサポートしてくれる人々全員にとって喜ばしいことなので、この勢いを今後を維持できることを期待している」
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