ニコ・ロズベルグは、今年、新加入のバルテリ・ボッタスがどのようなパフォーマンスを見せるかに関係なく、メルセデスは2018年にセバスチャン・ベッテルを検討するのは間違いないと語る。ニコ・ロズベルグの電撃引退の後、後任には様々なドライバーの名前が挙げられたが、メルセデスはウィリアムズからバルテリ・ボッタスを引き抜き、その憶測は終止符が打たれた。
だが、2018年については早くも噂が絶えない。セバスチャン・ベッテルのフェラーリとの契約は今シーズン末で終了となる。メルセデスがバルテリ・ボッタスと1年だけの契約を結んだのはベッテル獲得の可能性を残しておくことが理由だと考えられている。フェラーリは早くからセバスチャン・ベッテルの契約延長を進めると考えられるが、メルセデスのセバスチャン・ベッテルへのアピールと戦わなければならないかもしれない。「メルセデスにとって“ボッタスというソリューション”は意味のあることだと思う」とニコ・ロズベルグは La Repubblica にコメント。「でも、ベッテルのフェラーリとの契約は今年で終わるし、彼はメルセデスにとって賢明なオプションだと思う。彼らが熟考するオプションなのは確かだと思う」もう一人の候補は、マクラーレン・ホンダとの3年契約が終わるフェルナンド・アロンソだ。しかし、多くの人々は2007年にマクラーレンでのルイス・ハミルトンとの確執を忘れておらず、アロンソの移籍には疑問を呈している。ニコ・ロズベルグも、ファンとしては自身の後任としてフェルナンド・アロンソがメルセデスで走るのが見たかったが「チームにとってはうまく働かなかっただろう」と語っている。2017年 F1ドライバー:年俸と契約年数