ダニエル・リカルドによると、2019年にレッドブル・レーシングと新しいF1契約を交渉したものの“おそらく愛はそこにはなかった”と感じたと語った。昨年末でレッドブルとの契約が期限を迎えたダニエル・リカルドは、シーズン前半に交渉を行ったものの、最終的にはチームを離れ、ルノーF1チームに新天地を求めるという決断とした。
F1オーストラリアGPを数日後に控え、ダニエル・リカルドは The Age のインタビューで元所属チームであるレッドブル・レーシングについて語った。ダニエル・リカルドは、交渉を進めるなかでレッドブルにとってはすでに長期契約を結んでいるマックス・フェルスタッペンが明らかなお気に入りだと感じたとし、また、アゼルバイジャンGPでの同士討ち後のチームの対応もルノーと契約するという決定に大いに貢献したと述べた。「物理的なものは何もなかった。マックスが僕よりも優れているとか、新しいフロントウイングを持っていたということはなかった」とダニエル・リカルドはコメント。「でも、彼は非常に早くから長い期間をチームにコミットしていたし、かなり大きな契約を結んでいた。そして、チームは「彼は君よりも我々のことを信頼している。君はこんなに長く交渉している」と考えているように感じた」「おそらくレッドブルは『君は他の場所に行くつもりはなだろう』と考えていたと思うけど、間違った考え方だと思う」「自分が欲しいものを正当化するために一生懸命努力しなければならないと感じていたし、僕が示してきたパフォーマンスが自分の価値を物語っていると感じた」「おそらく愛はそこにはなかった」またダニエル・リカルドは、バクーでのマックス・フェルスタッペンとの同士討ちは“最悪”だったと語り、そこから先に進むのは難しかったと認めた。「気持ちを切り替えるのに苦労した。レース全体とその余波についてね」とダニエル・リカルドは語った。「それは僕の決断で役割を果たした。それ以降、僕はあまり同ように感じることができなかった。僕が彼と衝突したとき、僕の一部は『君たちこれに値する。最悪だった』と感じていた。『もし役割が逆で、僕が前にいて、ブレーキングエリアで二度動いて、彼が僕に追突したとしても、物事は同じように扱われただろうか?』という疑問が残った。「チームは、あのような状況でも二人に等しい過失があると見なした。彼らはそれが彼らの過ちであり、マックスの過ちであることをわかっているのだろうかと深く考えた」「たくさんのことがうまくいかなかった」
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