ダニエル・リカルドは、2018年のF1シーズンは精神的にチャレンジングな一年だったが、その試練と苦難によってより強いドライバーになれたと信じていると語る。ダニエル・リカルドは、中国GPとモナコGPで優勝し、レッドブル・レーシングとともにタイトル候補として好調なスタートを切った。
しかし、その後はメカニカルな故障やグリッドペナルティによって急激に下降。モナコ以降は表彰台に上がることができず、リタイアは8回にも及んだ。今シーズン限りでレッドブル・ファミリーを離れてルノーへと移籍するダニエル・リカルドが、激動の一年を振り返った。「契約関連、モナコでのハイ、DNFのロー・・・これまで経験したなかで最も激しく、チャレンジングなシーズンだった」とダニエル・リカルドはコメント。「精神的に試練だったけど、それは僕を強くしてくれるだけだと思っている」「中国での週末は、ジェットコースターのようなシーズンの縮図だった。最高と最低、フラストレーション、喜びがひとつに集まっていた」「日曜日の表彰台では多くの感情を抱いたことを覚えている。あの週末は、自分の結果だけでなく、チーム、そして、日曜日の午後に僕をあの位置にたどり着かせるために手助けしてくれたみんなのことを誇りに思った」「それにレースをリードすることになった動きがオーバーテイク・オブ・ザ・イヤーのようなものに投票されたと聞いている。かなりクールだよね。大切な週末だったのは確かだ」当時、中国での勝利は序章に過ぎないと考えられ、ダニエル・リカルドはモンテカルロの市街地コースで再び喜びを爆発させることになる。「チャレンジングだった。あのときはどん底だったし、人生の最大のハイライトであり、最も特別な瞬間でもあった。モナコは大きかった」とダニエル・リカルドは語る。「モナコでの最大のことはその後に起こった。夜中に目が覚めて、バスルームに入って、ミラーを見て、『本当に起こったんだ』と語りかけた」これからダニエル・リカルドはルノーとの挑戦を開始するが、しばらくは休むつもりだと語る。「そうだね。家に帰ることにはいつも興奮するよ。家が大好きだし、夏が大好きだ。でも、今年は他の年よりもずっといいと思う。家に帰ってスイッチをオフにできるのは素晴らしいことだ」「街から出て、農場に行ったり、数日間何もしないで過ごすつもりだ。家に帰ったら、仲間と話をすることはないと思う。3~4日間はひとりで過ごしたい」「今シーズンが終わって、一番やりたいことは、とにかくゆっくりすることだ」
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