ダニエル・リカルドは、ブレンドン・ハートレーのレッドブル・ファミリーへの復帰を歓迎。ハートレーの忍耐力と粘り強さに感銘を受けたと述べた。28歳でトロ・ロッソから念願のF1デビューを果たしたブレンドン・ハートレーだが、18歳のときに一度レッドブルのプログラムから外されている。だが、その後ブレンドン・ハートレーは、スポーツカーを含めた他のシリーズで腕を磨き、ポルシェでル・マン24時間レースを制して、2度のWECチャンピオンを獲得した。
トロ・ロッソは、2017年シーズン途中にカルロス・サインツがルノーに移籍、ダニール・クビアトを解雇したことで、後任としてピエール・ガスリーを起用するとともに、ブレンドン・ハートレーに2度目のチャンスを与えた。ジュニア時代にブレンドン・ハートレーとしのぎを削っていたダニエル・リカルドは「ブレンドンのケースで決定的になった要因は忍耐強さだと思う」とコメント。「彼はレッドブル・ファミリーに所属していたけど、その後離れることになり、クラシックカーを含めて他のシリーズで戦っていた。彼はずっと返り咲くために頑張っていた」「彼は絶えずいろんな人たちにしつこく『僕にチャンスをくれ、運転させてくれ』と電話をかけていた。そして、結果が伴うようになって、それがうまくいき始めた」ダニエル・リカルドは、ブレンドン・ハートレーがその全てを自力でやっていたことに感心していると語る。「彼はすべてを自分自身でやっていた。彼には金持ちの家族もいなければ、何も持っていない。彼は自分自身でチャンスを作り出した。レッドブルはそれを評価して、彼に2度目のチャンスを与えた」「今の彼はかなり成熟しているし、プレッシャーにも対応できると思っている」
全文を読む