ダニエル・リカルドは、かつてレッドブルのジュニアドライバープログラムで切磋琢磨していたブレンドン・ハートレーが、今週末のF1アメリカGPでトロ・ロッソでF1デビューを果たすことを心から喜んでいる。ダニエル・リカルドとブレンドン・ハートレーは、レッドブルのジュニア時代にフォーミュラ・ルノー3.5でチームメイトを組み、レッドブル/トロ・ロッソのリザーブドライバーを務めていた。
しかし、ブレンドン・ハートレーは2010年にレッドブルの育成ドライバーを外された。そこから這い上がり、ポルシェのワークスドライバーとしてWECのチャンピオン獲得、ル・マン制覇と成功を収めてきた。一方、ダニエル・リカルドは2011年にF1デビューを果たし、最終的にレッドブルのレースドライバーに昇格。5勝を挙げている。トロ・ロッソは、ルノーに移籍したカルロス・サインツとスーパーフォーミュラに参戦するためにF1アメリカGPを欠場するピエール・ガスリーの代役としてブレンドン・ハートレーを抜擢。別々の道を歩むことになった二人だが、今週末のサーキット・オブ・ジ・アメリカズのF1グリッドで再会を果たすことになった。「レースから離れた彼はギターを弾いていた。彼が演奏して、僕が歌って、トラックでレースを終えた僕たちは冗談を言い合っていた」とダニエル・リカルドはコメント。「実際、トラックでの彼は凄かった。僕たちはちょっと仲が良すぎたかもしれない」「振り返れば、馬鹿げたことばかりしていたけど、良い思い出だ。彼もニュージーランドの小さな街の本当にシンプルな家族の出身だ。なので、彼にとって国としても大きなことだ」「彼のため、スポーツのため、本当にいろいろと嬉しい理由がたくさんある。若い人たちにも希望を与えるし、彼はみんなにとって良い例だ」「彼が外されてニュージーランドに帰って、終わりだと言うこともできたはずだ。でも、彼はとにかく頑張ってきた。彼の仕事観は本当に印象的だ。彼はそれを実現させた」「だから、僕は彼がこのチャンスに100%値すると思っている。今、それを次のレベルに引き上げられるかどうかは彼次第だ」関連:2017 F1アメリカGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
全文を読む