2024年のF1世界選手権 第7戦 エミリア・ロマーニャGP のフリー走行1回目が5月17日(金)にイモラ・サーキットで行われ、シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)がトップタイムをマークした。シャルル・ルクレールは1分16秒990をマーク。2番手には0.104秒差でジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手にはチームメイトのカルロス・サインツJr.が続いた。
快晴のイモラ。気温23度、路面温度43度のドライコンディションで60分間のプラクティスセッションはスタート。FP1では、オリバー・ベアマンがルーキー枠でケビン・マグヌッセンに代わって出走した。ヨーロッパラウンドの初戦となるエミリア・ロマーニャGPには、トップタイムをマークしたスクーデリア・フェラーリを始め、多くのチームが大幅なアップグレードを投入。1回目のプラクティスは、そういったチームにとって新しいパッケージのデータ取りと感触を掴むことに重点が置かれる。トップタイムと3番手タイムをマークしたフェラーリは、事前にフィルミングデーを利用してアップグレードパッケージをテストしていただけあり、走り出しから安定した走行を続けた。対照的にフロアを含めた新パーツを投入したレッドブル・レーシングは、イニシャルのセットアップが合っていないようで、マックス・フェルスタッペンがセクター2の同じコーナーでコースアウトを喫するなど苦戦。チームメイトのセルジオ・ペレスに次ぎ5番手でセッションを終えた。角田裕毅が6番手に入ったRBは、アップグレードを投入しておらず、これまでのパッケージを煮詰める作業となった。チームメイトのダニエル・リカルドは13番手と勢いと安定感は角田にあるようだ。7番手のルイス・ハミルトンはセッション序盤に豪快にスピンを喫するなど、アップグレードを投入したメルセデスW15にまだ苦戦している模様。前戦マイアミGPの待望の初勝利を飾ったランド・ノリスは8番手。今大会ではオスカー・ピアストリにもフルアップデートが装備され、9番手に続いた。10番手のフェルナンド・アロンソの所属するアストンマーティンもアップグレードを持ち込んでいる。ハースF1チームのオリバー・ベアマンは15番手とザウバーとウィリアムズを上回る堅実な走りを披露。サウジアラビアGPでカルロス・サインツJr.の代役としてフェラーリで7位入賞を果たした実力をさらに印象付けた。開始10分でアレクサンダー・アルボンがターン13の出口でストップして赤旗が提示された。ウィリアムズは軽量版シャシーを持ち込んでいるが、チームメイトのローガン・サージェントと共にスムーズなセッションとはならなかった。エミリア・ロマーニャGPはこの後フリー走行2回目が24時(現地時間17時)から行われる。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 2024年 F1エミリア・ロマーニャGP フリー走行1 順位・ラップタイム 順位Noドライバーチームタイムギャップ周回数116シャルル・ルクレールフェラーリ1分16秒990 30263ジョージ・ラッセルメルセデス1分17秒0940.10428355カルロス・サインツフェラーリ1分17秒1200.13025411セルジオ・ペレスレッドブル1分17秒2330.2432351マックス・フェルスタッペンレッドブル1分17秒2400.25021622角田裕毅RB1分17秒3880;39829744ルイス・ハミルトンメルセデス1分17秒4080.4182784ランド・ノリスマクラーレン1分17秒6020.61217981オスカー・ピアストリマクラーレン1分17秒8070.817251014フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分17秒8670.877181110ピエール・ガスリーアルピーヌ1分17秒9050.95211218ランス・ストロールアストンマーティン1分18秒0721.08222133ダニエル・リカルドRB1分18秒1421.152261431エステバン・オコンアルピーヌ1分18秒6121.622291550オリバー・ベアマンハース1分18秒6671.677311677バルテリ・ボッタスザウバー1分18秒8271.837231724周冠宇ザウバー1分19秒1292.13918182ローガン・サージェントウィリアムズ1分19秒9012.911221923アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分20秒0503.06082027ニコ・ヒュルケンベルグハース1分21秒0594.06920
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