2024年のF1世界選手権 第3戦 オーストラリアGPの予選が3月23日(土)にメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が開幕から3戦連続となるポールポジションを獲得した。フェルスタッペンは2回目のアタックで唯一の1分15秒台のタイムを出す圧巻の走りで通算35回目のポールポジションを獲得した。
フロントローにはカルロス・サインツJr.(フェラーリ)。虫垂炎の手術から回復し、フェルスタッペンから0.270秒差につけた。3番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)が0.359秒差で2列目を確保した。現地時間10時30分、気温18度、路面温度34度のドライコンディションで予選セッションはスタート。クラッシュでマシンを失ったウィリアムズがローガン・サージェントを欠場させてアレクダンダー・アルボンの1台体制で残りの週末を戦うを決定したため、19台でのセッションとなった。Q1では、ダニエル・リカルド(RB)がトラックリミット違反でベストタイムを抹消されて18番手に沈み、3戦連続でチームメイトの角田裕毅に敗退。ピエール・ガスリー(アルピーヌ)が3戦連続でQ1敗退となる一方で、チームメイトのエステバン・オコンが15番手に入り、今季初のQ2進出。オコンは15番手でセッションを終えた。事故でマシンを大破させたにも関わらず、ローガン・サージェントのマシンを引き継いで出場することになったアレクサンダー・アルボンは12番手とポイントを狙える位置につけ、ウィリアムズの決定がある意味で正しかったことを証明して見せた。Q2では、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が敗退。これで5戦連続でチームメイトのジョージ・ラッセルに敗北を喫したことになる。アラッセルは7番手。大健闘はRBの角田裕毅。Q2でルイス・ハミルトンを蹴落としただけでなく、Q3ではアストンマーティンの2台を倒して8番グリッドを獲得。5番目に速いマシン、そして、ポイント争いに名乗りをあげた。マクラーレンはランド・ノリスが4番手で2列目を確保。オスカー・ピアストリも6番手に入り、メルボルンでは3番目に速いチームとなった。2戦連続でフロントローを獲得していたシャルル・ルクレール(フェラーリ)は2回目のアタックに失敗してアボートし、マクラーレンの間の5番手でセッションを終えた。2024年F1 オーストラリアGP 予選 順位・ラップタイム 順位NoドライバーチームQ1Q2Q3 11マックス・フェルスタッペンレッドブル1分16秒8191分16秒3871分15秒915 255カルロス・サインツフェラーリ1分16秒7311分16秒18911分16秒185 311セルジオ・ペレスレッドブル1分16秒8051分16秒6311分16秒274 44ランド・ノリスマクラーレン1分17秒4301分16秒7501分16秒315 516シャルル・ルクレールフェラーリ1分16秒9841分16秒3041分16秒435 681オスカー・ピアストリマクラーレン1分17秒3691分16秒6011分16秒572 763ジョージ・ラッセルメルセデス1分17秒0621分16秒9011分16秒724 822角田裕毅RB1分17秒3561分16秒7911分16秒788 918ランス・ストロールアストンマーティン1分17秒3761分16秒7801分17秒072 1014フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分16秒9911分16秒7101分17秒552 1144ルイス・ハミルトンメルセデス1分17秒4991分16秒960  1223アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分17秒1301分17秒167  1377バルテリ・ボッタスザウバー1分17秒5431分17秒340  1420ケビン・マグヌッセンハース1分17秒7091分17秒427  1531エステバン・オコンアルピーヌ1分17秒6171分17秒697  1627ニコ・ヒュルケンベルグハース1分17秒976   1710ピエール・ガスリーアルピーヌ1分17秒982   183ダニエル・リカルドRB1分18秒085   1924周冠宇ザウバー1分18秒188  
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