2022年F1シンガポールGPの予選が10月1日(土)にシンガポール・マリーナベイ市街地コースで行われ、シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)がポールポジションを獲得した。FP3まで降っていた雨の影響で、予選開始時点ではまだコース上にはダンプがあり、気温26度、路面温度27度と低い路面温度のなか、全車がインターミティエイトタイヤでアタックを開始。だが、最終的に路面は改善し、Q3セッションではドライタイヤでのバトルが展開された。
Q3セッションでは、区間ベストを記録してポールは確実かと思われたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が最後のアタックでピットに戻るように指示されてアタックを注視して8番手に終わるという波乱。おそらく最後までアタックしてピットに戻っていたら燃料サンプルが足りなかったと推測されるが、チームとのミスコミュニケーションのためかフェルスタッペンは怒りを露わにした。ポールポジションを獲得したのスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール。1分49秒412をマークして、前日の「ポールを獲りにいく」の公約通り、2戦連続となる今シーズン9回目、通算18回目のポールポジションを獲得した。2番手には0.022秒の僅差でセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)、そして、3番手には0.054秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)が今季予選ベストリザルトを獲得し、トップ3インタビューに初登場した。4番手にはカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)が続いた。5番手にはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)とランド・ノリス(マクラーレン)というコンストラクターズ4位を争い両チームのドライバーが続いた。アルファタウリF1は2台揃ってQ3進出を果たしてピエール・ガスリーが7番手、8番手のマックス・フェルスタッペン、9番手にケビン・マグヌッセン(ハース)を挟んで、初めてのシンガポールで今季5回目のQ3進出を果たした角田裕毅が10番グリッドを獲得。Q3の1回目のアタックをインタミディエイトで行ったことが不利に働いた。ジョージ・ラッセル(メルセデス)はまさかのQ2敗退で11番手。シンガポール初となるミック・シューマッハ(ハース)が13番手、周冠宇(アルファロメオ)が15番手と健闘。ダニエル・リカルド(マクラーレン)は17番手、エステバン・オコン(アルピーヌ)が18番手とQ3に進出したチームメイトとあ対照的な結果となった。F1シンガポールGPの決勝は10月2日(日)の21時からフォーメーションラップが行われる。2022年 F1シンガポールGP 予選結果・タイム 順位NoドライバーチームQ1Q2Q3116シャルル・ルクレールフェラーリ1分54秒1291分52秒3431分49秒412211セルジオ・ペレスレッドブル1分54秒4041分52秒8181分49秒434344ルイス・ハミルトンメルセデス1分53秒1611分52秒6911分49秒466455カルロス・サインツフェラーリ1分54秒5591分53秒2191分49秒58353フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分55秒3601分53秒1791分49秒95664ランド・ノリスマクラーレン1分55秒9141分53秒9421分50秒584740ピエール・ガスリーアルファタウリ1分55秒6061分53秒5461分51秒211833マックス・フェルスタッペンレッドブル1分53秒0571分52秒7231分51秒395920ケビン・マグヌッセンハース1分55秒1031分54秒0061分51秒5731022角田裕毅アルファタウリ1分55秒3141分53秒8481分51秒9831163ジョージ・ラッセルメルセデス1分54秒6331分54秒012 1218ランス・ストロールアストンマーティン1分55秒7361分54秒211 1347ミック・シューマッハハース1分55秒6291分54秒370 145セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分55秒6021分54秒380 1524周冠宇アルファロメオ1分55秒3751分54秒518 1677バルテリ・ボッタスアルファロメオ1分56秒083  173ダニエル・リカルドマクラーレン1分56秒226  1831エステバン・オコンアルピーヌ1分56秒337   1923アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分56秒985   206ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分57秒532  
全文を読む