2019年のF1世界選手権 第18戦 メキシコGPのフリー走行3回目が10月26日(土)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われ、シャルル・ルクレールがトップタイムを記録。2番手にもセバスチャン・ベッテルが続き、フェラーリが1-2体制で予選前のセッションを終えた。前夜に雨が降り、路面は所々にウエットパッチがあるコンディション。現地時間10時に気温15度、路面温度19.4度と前日に引き続いて低温のなかで60分のセッションはスタートした。
セッション序盤は走行するたびに水しぶきがあがる状況で全ドライバーがインターミディエイトタイヤで走行を開始。午後からは天候の回復が見込まれているためか、30分が経過した時点でタイムを出しているドライバーは7名のみ。ルノーは2台のマシンの冷却システムに問題が発覚してニコ・ヒュルケンベルグがインスタレーションラップを行ったのみで終了。また、セバスチャン・ベッテルは2周を走ったのみでPU系のトラブルで作業を続けている。残り20分を切った時点でキミ・ライコネン(アルファロメオ)がようやくドライタイヤでコースイン。これを見て多くのドライバーがドライタイヤでの走行を開始した。フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。2番手にも0.027秒差でチームメイトのセバスチャン・ベッテルが続いた。3番手にはバルテリ・ボッタス、4番手にはルイス・ハミルトンとメルセデス勢、5番手にはマクラーレンのカルロス・サインツが続いた。レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンが6番手タイムを記録。前日のクラッシュでモノコックを交換したアレクサンダー・アルボンは8番手タイムだった。しかし、このタイムは比較的早めに記録されたものであり、路面が改善された終了間際にタイムを更新していない。トロロッソ・ホンダは、食あたりでフリー走行3回目の欠場も報じられていたピエール・ガスリーが残り30分からマシンに乗り込んで7番手タイムを記録、ダニール・クビアトは11番手タイムだった。F1メキシコGPの予選はこのあと27時(現地時間13時)から行われる。2019年 第18戦 F1メキシコGP フリー走行3回目 結果順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回116シャルル・ルクレールフェラーリ1分16秒145 1425セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分16秒1720.02711377バルテリ・ボッタスメルセデス1分16秒2590.11418444ルイス・ハミルトンメルセデス1分16秒3810.23616555カルロス・サインツマクラーレン1分16秒6380.49314633マックス・フェルスタッペンレッドブル1分16秒9030.75812710ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分17秒0900.94510823アレクサンダー・アルボンレッドブル1分17秒0940.9491994ランド・ノリスマクラーレン1分17秒1461.001111011セルジオ・ペレスレーシングポイント1分17秒2071.062101126ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ1分17秒5291.38414127キミ・ライコネンアルファロメオ1分17秒7401.595191318ランス・ストロールレーシングポイント1分17秒8661.72181499アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分17秒8811.73681520ケビン・マグヌッセンハース1分18秒1321.98712168ロマン・グロージャンハース1分18秒5272.382141763ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分20秒9654.820131840ロバート・クビサウィリアムズ1分22秒0025.856131927ニコ・ヒュルケンベルグルノーNo Time 1203ダニエル・リカルドルノーNo Time 0
全文を読む