2019年のF1世界選手権 第3戦中国GPの決勝が4月14日(日)に上海インターナショナルサーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝。バルテリ・ボッタスが2位に入り、メルセデスが1000回目のグランプリを1-2フィニッシュで制した。ホンダF1エンジン勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが4位入賞、ピエール・ガスリーも6位でフィニッシュしてダブル入賞。トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが10位入賞、ダニール・クビアトはリタイアでレースを終えた。
今年のF1中国GPは、F1として記念すべき1000回目のグランプリとなる。舞台となる上海国際サーキットは、長いストレートと高速コーナー、そしてタイヤの消耗が激しい路面が待ち受ける手強いコース。全開率は56%と高い。漢字の“上”をイメージしたストップ&ゴー型のレイアウトには、曲がりくねった超低速コーナーがあり、難しいライン取りを強いられる。現地時間14時10分。気温19.5℃、路面温度29.1℃のドライコンディションで56周のレースのスタートが切られた。優勝はメルセデスのルイス・ハミルトン。2番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、1コーナーでトップに立つと、そこからはレースを完全に支配。通算75勝目を挙げ、ドライバーズランキングの首位に浮上した。2位にもバルテリ・ボッタスが入り、メルセデスが開幕戦に次いで今季2度目の1-2フィニッシュを達成した。3位表彰台はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。スタートでシャルル・ルクレールの先行を許したが、序盤のチームオーダーで前にでるとルクレールに対して有利な状況となり、3位でレースをフィニッシュした。ルクレールは5位でレースを終えた。4位はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。フェラーリのチームオーダーも有利に働き、2戦連続で4位入賞を果たした。チームメイトのピエール・ガスリーは6位入賞。レース終盤にはソフトタイヤに交換してファステストラップを狙いにいって見事に達成。追加の1ポイントを獲得した。7位はダニエル・リカルド(ルノー)が今季初ポイント。8位はセルジオ・ペレス(レーシングポイント)、9位はキミ・ライコネン(アルファロメオ)が続いた。10位はトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボン。フリー走行3回目の大クラッシュによって予選を走れず、モノコック交換によってピットレーンからスタートしたアルボンだが、1ストップ戦略をなんとか成功させてフィニッシュ。2戦連続の入賞となった。2019年 F1中国グランプリ 決勝 結果順位NoドライバーチームGAP144ルイス・ハミルトンメルセデス 277バルテリ・ボッタスメルセデス6.55235セバスチャン・ベッテルフェラーリ18.744433マックス・フェルスタッペンレッドブル27.627516シャルル・ルクレールフェラーリ31.276610ピエール・ガスリーレッドブル88.30773ダニエル・リカルドルノー1L811セルジオ・ペレスレーシングポイント1L97キミ・ライコネンアルファロメオ1L1023アレクサンダー・アルボントロロッソ・ホンダ1L118ロマン・グロージャンハース1L1220ケビン・マグヌッセンハース1L1318ランス・ストロールレーシングポイント1L1455カルロス・サインツマクラーレン1L1599アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1L1663ジョージ・ラッセルウィリアムズ2L1788ロバート・クビサウィリアムズ2L 4ランド・ノリスマクラーレンOUT 26ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダOUT 27ニコ・ヒュルケンベルグルノーOUT ■ F1中国GP 決勝レース展開Q2でソフトタイヤでタイムを記録した6番グリッドから10番グリッドのドライバー、予選でタイムを出せなかったアントニオ・ジョビナッツィ、ピットレーンスタートのアレクサンダー・アルボン以外の全ドライバーがミディアムタイヤをスタートタイヤに選択。フォーメーションラップではロバート・クビサがヘアピンでスピンを喫している。ホールショットを奪ったのはイン側2番グリッドのルイス・ハミルトン。トップ4はハミルトン、ボッタス、ルクレール、ベッテルと順位が入れ替わる。後方ではダニール・クビアトとマクラーレンの2台が接触。コース上にパーツが飛び散ったことからバーチャルセーフティカーが導入される。これでマクラーレンの2台はピットインを強いられ、大きく順位を落とすことになる。2台ともタイヤはハードタイヤに交換している。この接触でクビアトにドライブスルーペナルティが科せられる。8周目、アントニオ・ジョビナッツィがミディアムタイヤに交換。ダニール・クビアトがドライブスルーペナルティを消化する。翌周にはロマン・グロージャンがピットに入り、ハードタイヤに交換。続いてケビン・マグヌッセンもハードタイヤに交換する。11周目、フェラーリがチームオーダーを発令してセバスチャン・ベッテルをシャルル・ルクレールの前に出す。だが、実際にはルクレールの方がペースは良く、ベッテルはロックアップを繰り返している。すでに2番手のバルテリ・ボッタスとの差は5秒に広がっている。トップのルイス・ハミルトンとボッタスとの差は4秒差だ。10番手を走行していたニコ・ヒュルケンベルグがハードタイヤに交換し、ロマン・グロージャンの後ろでコースに復帰する。だが、17周目に再びピットに入りレースをリタイアする。18周目、5番手を走行していたマックス・フェルスタッペンがハードタイヤに交換してアンダーカットを仕掛ける。これにフェラーリが反応して3番手のセバスチャン・ベッテルがピットインしてフェルスタッペンの前でコースに復帰する。ピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボンもハードタイヤに交換する。22周目、2番手を走行していたバルテリ・ボッタスがハードタイヤに交換。ベッテルの約5秒前でコースに復帰する。翌周にはトップを走行していたルイス・ハミルトンがハードタイヤに交換してトップでコースに復帰。シャルル・ルクレールがハードタイヤに交換。フェルスタッペンの後ろでコースに復帰。フェルスタッペンのアンダーカットが成功する。26周目、キミ・ライコネンがハードタイヤに交換。ケビン・マグヌッセンの後ろでコースに復帰するがすぐにオーバーテイクして10番手に浮上。29周目にはロマン・グロージャンを抜いて9番手に浮上する。アレクサンダー・アルボンがロマン・グロージャンを抜いて11番手に浮上。10番手のグロージャンとの差は約4秒。ダニール・クビアトがピットインしてフロントノーズを交換。大きくタイムをロスして18番手まで順位を下げる。ソフトタイヤに交換して挽回を目指す。35周目、マックス・フェルスタッペンが2度目のピットストップでミディアムに交換する。翌周にセバ...
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