2018年のF1世界選手権 第19戦 メキシコGPのフリー走行3回目が10月27日(土)にメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がコースレコード更新するタイムでトップタイムを記録。2番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが8番手タイム、ブレンドン・ハートレーが16番手タイムでセッションを終えた。
土曜日のメキシコシティは、予選開始時は雨が降っていないものの、路面は濡れた状態。気温15℃、路面温度17.2℃のセミウエットコンディションで60分間のセッションは開始した。数台が雨天用タイヤでインスタレーションラップを行ったが、路面コンディションによって開始30分になってもタイムを記録しているドライバーはいない状態。その後、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがハイパーソフトタイヤを装着してコースイン。この日最初のタイムとなる1分21秒213をマーク。その後、続々とドライタイヤを装着したマシンがコースインして走行を開始する。ケビン・マグヌッセン(ハース)は、セッション中にエンジンのインタークーラーを交換。チームは1周のみで走行を終えることを決断している。残り15分でバルテリ・ボッタス(メルセデス)がハイドロ系の問題でコース上にストップ。バーチャルセーフティカーが導入された。メルセデスはエンジンにオーバーヒートの問題を抱えており、初日のフリー走行ではエンジン出力を抑えて走行していた。セッション終盤には全マシンがハイパーソフトで走行してタイムを更新していく。フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。コースレコードを更新する1分16秒284をマークして、予選前の全てのセッションをトップタイムで終えた。2番手には0.254秒差でルイス・ハミルトン、3番手には0.282秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、以下、ダニエル・リカルド、キミ・ライコネンとトップ3チームのマシンが続く、前日よりもノーマルなタイムシートとなった。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがトップから1.241秒差の8番手タイムとなる1分17秒525。ブレンドン・ハートレーは10周を走行して16番手タイムとなる1分18秒637だった。F1メキシコGPの予選は、この後27時(現地時間13時)から行われる。2018年 第19戦 F1メキシコGP フリー走行3回目順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回133マックス・フェルスタッペンレッドブル1分16秒284 9244ルイス・ハミルトンメルセデス1分16秒5380.254935セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分16秒5660.2821143ダニエル・リカルドレッドブル1分17秒0280.744757キミ・ライコネンフェラーリ1分17秒0450.76116616シャルル・ルクレールザウバー1分17秒0590.77513755カルロス・サインツルノー1分17秒3361.05211810ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分17秒5251.2411699マーカス・エリクソンザウバー1分17秒5651.281141027ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分17秒6231.339101131エステバン・オコンフォース・インディア1分17秒7311.447101211セルジオ・ペレスフォース・インディア1分17秒8191.52510138ロマン・グロージャンハース1分18秒1451.86110142ストフェル・バンドーンマクラーレン1分18秒4452.161151514フェルナンド・アロンソマクラーレン1分18秒5482.264111628ブレンドン・ハートレートロロッソ・ホンダ1分18秒6372.353101735セルゲイ・シロトキンウィリアムズ1分18秒6692.38591818ランス・ストロールウィリアムズ1分18秒6382.41481977バルテリ・ボッタスメルセデス1分18秒8392.55552020ケビン・マグヌッセンハース  1
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