2018年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPのフリー走行1回目が27日(金)にバクー市街地コースで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムをマーク。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが9番手タイムを記録した。第4戦の舞台はアゼルバイジャンの首都バクー。2016年にF1ヨーロッパGPとして初開催され、今年で3回目を迎えるグランプリ。世界遺産である城壁地区の中を、F1マシンがフルスピードで駆け抜ける魅惑の光景が展開される。
全長6000m、20のコーナーを備えたストリートサーキットのバクー市街地コースは、ベルギーのスパ・フランコルシャンに次いで2番目に長いコース。超ロングストレートはカレンダー中でも一番の最高速を叩き出し、その一方で精密なコントロールを必要とするタイトコーナーも出現。効率よくエネルギーを活用することが重要となる。ピレリは、昨年よりも1段階柔らかいソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトとうタイヤを選択している。現地時間13時。気温22.7℃、路面温度42.6℃、風速4.4km/hと風の強いドライコンディションでセッションはスタート。マクラーレンのストフェル・バンドーンを先頭に各車がインスタレーションラップを開始。まずはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が最初のタイムとなる1分49秒762をマークする。直前にフォーミュラ2のフリー走行が行われたとはいえ、ストリートサーキットであるバクー市街地コースはまだ路面がダスティな状態。多くのドライバーがグリップ不足を訴えている。そして、30分が経過した時点でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がターン5でスピンを喫してウオールにクラッシュ。ギアが1速でスタックして動くことができず、マシンを回収するためにバーチャルセーフティカーが導入された。フェルスタッペンは11周で走行を終えた。フリー走行1回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタスが記録した1分44秒242。2番手には0.035秒差でダニエル・リカルド(レッドブル)、3番手にはセルジオ・ペレス(フォース・インディア)、4番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)、5番手にはエステバン・オコン(フォース・インディア)が続いた。フェラーリはセバスチャン・ベッテルが10番手、キミ・ライコネンが14番手。ライコネンはマシンに技術的なトラブルが発生したとみられ、ガレージでフロアを外して作業が実施され、わずか10周で走行を終えている。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが9番手タイム、ブレンドン・ハートレーが12番手タイムで1回目のセッションを終えた。F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目は、この後22時(現地時間17時)から行われる。2018年 第4戦 F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回177バルテリ・ボッタスメルセデス1分44秒242 2623ダニエル・リカルドレッドブル1分44秒2770.03524311セルジオ・ペレスフォース・インディア1分45秒0750.83326444ルイス・ハミルトンメルセデス1分45秒2000.95824531エステバン・オコンフォース・インディア1分45秒2370.95529633マックス・フェルスタッペンレッドブル1分45秒5591.31711714フェルナンド・アロンソマクラーレン1分46秒4652.22325835セルゲイ・シロトキンウィリアムズ1分46秒4802.23828910ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分46秒4922.25018105セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分46秒5132.271181118ランス・ストロールウィリアムズ1分46秒5902.348261228ブレンドン・ハートレートロロッソ・ホンダ1分46秒7472.505321327ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分46秒7492.50711148ロマン・グロージャンハース1分46秒8562.61423157キミ・ライコネンフェラーリ1分46秒8612.619101616シャルル・ルクレールザウバー1分46秒8752.63321179マーカス・エリクソンザウバー1分47秒0732.831211820ケビン・マグヌッセンハース1分47秒4343.19218192ストフェル・バンドーンマクラーレン1分47秒9673.725212055カルロス・サインツルノー1分48秒7414.49911関連:【動画】 F1アゼルバジャンGP フリー走行1回目 ハイライト
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