F1バルセロナ合同テストの2日目が19日(土)、バルセロナのカタロニア・サーキットで行われた。2日目のコンディションはドライ。2日目のテストでは、ヒスパニア・レーシングがレースドライバー候補のヴィタントニオ・リウッツィ、チーム・ロータスがリザーブドライバー候補のリカルド・テイシェイラをテストに参加させた。
2日目のトップタイムを記録したのは前日に引き続きレッドブルのセバスチャン・ベッテルが記録。RB7で104周を走行したベッテルは前日のタイムより1秒速い1分23秒315を記録。RB7のパフォーマンスの高さを示した。ザウバーの小林可夢偉は、ニック・ハイドフェルド(ロータス・ルノーGP)と1/1000秒差で6番手。元チームメイトのハイドフェルドは今シーズンの可夢偉のライバルになりそうだ。125周を走行した小林可夢偉は1分24秒243とトップのベッテルから1秒以内につけており、今後のテストでの仕上がりに注目したい。ヒスパニア・レーシングのテストに参加したヴィタントニオ・リウッツィは、F110を初めてドライブしたにも関わらず、レースドライバーのナレイン・カーティケヤンが前日に記録したタイムを1秒以上上回る1分27秒004を記録。レースドライバー契約に一歩近づいたと言える。チーム・ロータスから参加したリカルド・テイシェイラは、1分31秒584というタイムで予定通りの周回数をこなした。F1 バルセロナ合同テスト2日目 (2011年2月19日)順位ドライバーチームマシンベストタイム周回 1セバスチャン・ベッテルレッドブルRB71分23秒315104 2ハイメ・アルグエルスアリトロ・ロッソSTR61分23秒51996 3フェルナンド・アロンソフェラーリF1501分23秒97890 4ルーベンス・バリチェロウィリアムズFW331分24秒042117 5ニック・ハイドフェルドロータス・ルノーGPR31 1分24秒24241 6小林可夢偉ザウバーC301分24秒243125 7ニコ・ロズベルグメルセデスGPMGP W021分24秒730131 8ジェンソン・バトンマクラーレンMP4-261分24秒92354 9ポール・ディ・レスタフォース・インディアVJM041分25秒12980 10ヘイキ・コバライネンチーム・ロータスT1281分26秒42158 11ヴィタリー・ペトロフロータス・ルノーGPR31 1分26秒88461 12ヴィトニオ・リウッツィヒスパニア・レーシングF1101分27秒04470 13ジェローム・ダンブロシオヴァージン・レーシングMVR-021分28秒97266 14ヘイキ・コバライネンチーム・ロータスT1281分31秒58428