ルノーは、マーケティングのために名前を使用したというキミ・ライコネンの主張に反論した。キミ・ライコネンは、チームとコンタクトをとったことは認めたが、2011年にルノーでレースをすることは“100%”ないと述べ、チームが彼の名前をマーケティングに使用したとして怒りをあらわにした。しかし、ルノーのチーム代表エリック・ブーリエは、ライコネンの主張に反論。ここ数週間で述べたことは、質問に対する正直な答えだと主張した。
「我々は、それはキミがプレスに主張した彼のイメージに便乗するようなことはまったくしていない」「我々はスパの後、彼のマネージャーとコンタクトをとった。彼らは議論を望んでいたが、我々はその時『待ってください。コンタクトをとってくれたことは非常に嬉しく思いますが、我々はヴィタリー(ペトロフ)のポテンシャルの評価を終える必要があり、その点における結論がでたら連絡します』と述べた。それ以外のことはない」「我々はヴィタリーのポテンシャルの評価を終えておらず、他に何も話すことがなかったので、その以来彼らには連絡していない。決してメディアを使ったわけではない。キミが我々に興味を持っていて、我々を追っているとメディアに話すことで利益があるとは思わない」「最後に、メディアは大きな関心を持っていたし、先週メディアは我々のコンタクトについての報道を続けた。他に報道することがなかったんだろうし、キミはプレスのそのような全てに気分を害したんだと思う」「しかし、私は常に自分の言葉に責任を持っている。公共の場ではフェアで礼儀正しくしていた。確かにコンタクトを受けて嬉しかったが、それ以外のことは言っていない。今はクリアになっており、彼にとってもそうだ。議論は終わったんだ」エリック・ブーリエは、ルノーに対してのライコネンの攻撃的なトーンに驚いたと認める。「彼のコメントに失望することはないが、なぜ攻撃的で我々を非難するのか理解できない。私はそのようなことを説明するためにメディアをせきたてたことはない。我々はただ質問に答えただけだ。それが絶えずテーブルに戻ってきたので、我々にとってはわずかなトラブルでさえあった」エリック・ブーリエは、ルノーがペトロフを保持することを選び、ライコネンとの長い交渉を終わらせる方がより不公正だったろうと語る。「私は非常に明白だったし、誰に対しても非常にフェアだった。我々がヴィタリーを保持するための準備をするという決定した場合、彼らにとってアンフェアになるので、誰とも深い議論に入らなかった」「話すことに興味はあるし、我々がヴァタリーにそれができないと思えば、連絡するだろうし、議論するだろう。しかし、それ以前に議論する必要はあるかい? メディアと遊ぶことはできるし、プレッシャーで遊ぶこともできるが、ここにそのようなゲームはない」関連:キミ・ライコネン、ルノーでのF1復帰を否定 - 2010年10月6日